骨肉腫克服女子 山村 愛のプロフィール
はじめまして。
山村 愛(やまむら めぐみ)です。
遥か昔から文章を書くのが大好きなのに、noteのアカウントは数年前に作成しただけ。放置プレーに次ぐ放置プレーで生きてきましたが、ついに一念発起し、亀の歩みで進む決意をしたので、まずは、私という人間を知っていただくところから始めていきます。
骨肉腫克服女子
何やら物騒な単語ですが、私を語る上で避けては通れません。私は、23歳の時、骨肉腫と診断されました。骨の癌です。青天の霹靂中の霹靂で、先生からは何もしなかったら2年持たないなんてことをサラリと言われ、坂道をどこまでも転がり落ちていくようでした。
死ぬのが怖いからという理由なだけで、地獄のような抗がん剤の治療に取り組み、手術を経て、身体障害者になりました。
骨盤の1/3がありません。中殿筋と小殿筋はほんのわずかだけ残して失ってしまいましたが、転移も再発もなく現在に至ります。日常生活では杖を使用。”カッコイイ” が好きだから、障害者になってもそうでありたいと思って生きています(生き方、ファッション、その他諸々も)。
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その昔、骨肉腫は中々助かる病気ではありませんでしたが、医療の発達と共に、現在では5年生存率はグッと上がり、克服される方も多くいらっしゃいます。ただ、克服された方の声はネット上であまりお見掛けしない印象なので、私が発信したいと思っています。
あとは・・・そうですね、骨肉腫は私の人生の転機にもなりました。この病気を通して、一緒に治療した仲間から生きる力を少しづつ分け与えてもらって、今も背中を押されるように生きています。人生、ドロップアウトしたい日だって時には訪れるけど、どうしても生きることを諦めきれません。明日どうなるのかわからない命の現場でみんなに助けてもらって今があるからです。
このことは追々、詳しく書いていきたいと思います。
乳癌治療中女子
これは、ここ最近、新たに追加された私を表すキーワードです。
骨肉腫の手術から、今年で19年目に突入。今でも定期的に先生のところに遊びに行く感覚で定期検診を受けてきましたが、2021年6月、今度は乳癌の診断が下りました。全くもって想定外です。
(あの地獄の日々がまた始まるのか・・・)
絶望しました。
(え、2回も癌になったらさ、今度こそ・・・)
今でも、毎日不安です。
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2022年6月現在、手術を受け、放射線治療は終了し、ホルモン治療真っ最中。
(治療期間5年もある・・・遠い目)
先生たちからは、
「山村さんは、しぶといから大丈夫。」
言い方に難あるような・・・苦笑
またこのことについても綴っていきたいと思いますが、乳癌は自分の弱さを思い知り、人生においてとても大きな気づきを得た出来事です。
読む人
私は、秀でたものを持っているわけではありません。とっておきの ”何か" を持っていないんです。持っているとしたら経験くらい。経験値だけは高いかもしれません。誰かの心に寄り添いたい、私がいることで誰かに笑顔になってほしい、骨肉腫の治療を終えて娑婆に出た頃からずっとそのような強い思いを抱いて生きてきました。
じゃあ、私にできることって何だろう?
”好き” を集めてみたら読むことが好きだったので、自分自身を「読む人」と名付けました。まだ形を成さない思いを読んで形にすることが得意です。その人の思いを聞きながら、その先の先くらいの景色を想像して、思いを汲み取ることが得意です。
ここ最近は乳癌の治療などで、細々としかお仕事させていただいていなかったんですけど、これからは私にしかできない何かをやりたくて。せっかく地獄の底から二度も這いあがったんだから、それくらいしてみてもいいんじゃないかなって。そのくらいのささやかな夢は叶うんじゃないかなって思っています。
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今一番やりたいことは、葬儀の会葬礼状ライターなんですけど、業界大手の会社の5次選考くらいまで進んで落ちてしまいました。人生でこんなにやりたいと思った仕事ってなかったんです。私の人生をかけてでもやりたい、運命を感じた仕事でした。選考に落ちたとき、大切な方を亡くした方に寄り添うことすらダメだと言われたような気がしてとても落ち込んで。
でも私は、どうしても書くことを諦めきれないんです。私なら絶対に、亡くなった大切な人をそこにいるように色鮮やかに存在させてあげられるって。それは、人間だけじゃなくて、大切なペットでも同じで。
誰かのために書きたい。
そんな気持ちを持っています。
大切な方を亡くした人の思いを形にする ”代筆屋” のような。
そんな夢を持っています。
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あとはそうですね・・・テレビを持っていません。ネットニュースもあまり見ないので、世の中の動きに疎いです。エンタメ情報もほぼ知らず、明日の天気も知りません・・・苦笑
今は梅雨なので、多分明日も雨でしょう。
天気は知らないけど空が大好きで、幼い頃から空ばかり見ていました。
おいしいものを見つけるのが好き。
それをみんなにあげるのが大好き。
音楽が好き。
謎に幼い頃から民族楽器と民族音楽が大好きです。
バレエを習っていたのでバレエも大好き。
私の部屋では大抵、民族音楽かクラッシックが流れています。
あとは観葉植物が友達ですね。
いや、人間の友達も勿論いますけど、観葉植物が大好きです。
寒がりの薄着好き。
体育座りがお決まりです。
お茶が好き。
静岡県民だからっていうのもあるんですけど、私の部屋には紅茶とかハーブティとか中国茶とか色々ご用意させていただいておりますが、基本、自分しかもてなしておりません。
キャンドルやお香やアロマも好きです。
そんなこと書くと女子っぽいけど、山村 愛という人は、面倒くさがりで大ざっぱかもしれません。名前の通りに生きたい、愛にあふれた人間でありたいです。もし、目の前の大切な人がその人自身のことを諦めても、私が絶対に諦めません。
そして、何よりも一番好きなのは、命の強さやあたたかさ、輝きに触れること。私が一番求めていることがこれなんだろうなって思っています。
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と、私のざっくりとしたキーワードから自己紹介を長々と書き連ねましたが、ひとことで言うと
「ここぞという時の根性だけはある女、山村 愛」です。
ここぞという時 ”のみ” ですけど。
そして、強がりで負けず嫌いの泣き虫です。
どうぞよろしくお願いします。
やっぱり書くのって楽しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは、また次の記事で。
山村 愛
Instagramでは、私の見た命の輝きやあたたかさや強さを大好きな空の写真に乗せて発信しています。日々のつぶやきもこちらから。
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