福島班メンバーの意思表明💘~⑤ゆりょん編~
こんにちは、ゆりょんです✨
最近気圧が安定せず、なんだかだるいなと感じる日々ですね。
先日の豪雨で東北の農家さんたちは大打撃を受けたそうで、一刻も早い畑の復旧と、太陽が空に上がり、作物が元気に育つことを心から祈っています。
さて、4年生にとっては人生最後の夏休み!皆さんどうお過ごしでしょうか?
ちなみに私は、前回のみのりんの投稿と同様、働きざんまいの日々です!!
内定者インターンをする日々。とても勉強になることばかりで、世の中の社会人は本当にすごいなと、毎日圧倒されています…!
でも働いてばかりではなく、卒業するまでに、めぐるめをはじめ、”学生時代にやり残したこと”がないように、たくさん学んで行動して、たくさん遊んでいきたいと思います!
ああ体が足りない!笑
さて、本題に入りましょう。
今回は、私が福島をフィールドに活動をしたいと思ったきっかけや、福島班のゼミ員たちへの想い、そして今年度このメンバーでできそうな面白そうなことや課題解決に向けての朝鮮について、語っていきたいと思います。
(※地元福島への愛とゼミ員への愛を語るので、長い&少し暑苦しい内容かもしれませんがご了承ください笑)
まずは、発足について。
■福島班の発足
皆さんの出身地の特産物はなんでしょうか?
例えば、山梨県出身です、といえば、「ぶどうが美味しいよね」
例えば、青森県出身です、といえば、「りんご食べたいな」
という会話が多いですよね。
私は、「福島県出身です。」と自己紹介すると、
「震災、大丈夫だった?」と聞かれます。
労いの言葉や心配の言葉をかけてくれることはとても嬉しいということを大前提に、それでも私は、「福島のお米は最高だよね」「福島の桃が食べたいな」と言ってほしい。
皆さん、福島県出身者にはこう言ってあげてくださいね!
■震災の経験
みなさんは2011年3月11日、どこで何をしていましたか?
10年前、私は福島県郡山市の小学校にいました。
幸い内陸部だったため、津波の影響はなかったものの、小さい妹がいたこともあり、原子力発電所の事故によって避難を余儀なくされました。
私はとても恵まれていて、約一年の避難のみで地元に帰ることができました。
しかし、父をはじめとする福島県の大人たちがずっと不安な顔をしていたことを小さいながらに感じ取り、その表情は今でも脳裏に焼き付いています。
中学2年生になった頃、夏休みにニュージャージー州に1ヶ月のホームステイをしたんです。そこで私は、衝撃の事実と向き合います。
それは、【震災があったことを海外の人は知らなかった】ということ。
拙い英語で必死に説明したものの、「原発事故」なんて単語が出てくる訳なく…私の人生で悔しかったことベスト3に永遠に入り続ける出来事です。
そこで、自分の英語力や”人に伝える力”をつけたい、震災についてもっと海外の人にも知ってほしい、という想いから、高校はアメリカに渡ることを決意しました。
アメリカでは、言語はもちろん多様性を学び、私の人格の形成にとても良い影響を得られたなと感じています。
しかし実際、高校生の私が海外の方達にどれほどの影響を与えられたのかは不明。福島県のことを知ってほしいという想いは達成できませんでした。しかも海外の人は、むしろ偏見なく福島をみてくれていることに気づいたんです。
『もしかしたら、解決しなければならない課題は国内にあるものなのかもしれない。』
それに気づけたのも、海外に渡ったからこそだったのかもしれません。
私はそれから、地元へ如何に貢献できるか、それだけでなく災害の多い日本でどのように貢献できるかを考えてきました。
そんな時に慶應義塾大学の牛島利明研究会、めぐるめプロジェクトに出会いました。
そして前述にもあるように、福島の美味しい食べ物をもっと知ってほしい、素敵な農家さんと活動したい、
「福島=原発事故」ではなく「福島=美味しい食べ物が沢山ある」に変えたい
という気持ちがどんどん強くなりました。
そしてチャンスをいただき、福島をフィールドとした活動を始めることができました!
最初は福島のたくさんの農家さんたちにインタビューをさせていただきました。
そこでわかったことは、
震災に関して、農家さんたちは既に前向きで、自分が如何に震災に囚われていたのか。
過去の課題に縛られず、これからを見据えた活動をしていかなければならない。
ということでした。
そして調査を繰り返し、耕作放棄地という課題に辿り着いたのです。
最初はまさか、福島をフィールドに耕作放棄地という大きな課題に向き合うとは思ってもみませんでした!!
でも、この新しい課題に気づけたことは、インタビューに快く応じてくださった農家さんたちをはじめ、いろんな考え方を教えてくれるゼミ員がいたからだなと、感謝しています。
■福島班の仲間たち
めぐるめ福島班は、とても勇気ある人たち、共感性の高い人たち、問題意識が高い人たちが集まった班だなと感じています。耕作放棄地をテーマにしてしまうほどですからね…笑
正直、0ベースでプロジェクトを作っていくのはとても大変で、自分は地元だからこそやる気はあるものの、みんなのモチベーションをどこから掘り出せばいいのかがわからず泣いてました(ガチ)
それでも、それぞれが福島班だからこその意義を見出してくれて、それぞれがそれぞれの考えを持ってプロジェクトに挑んでくれているなと感じています。
だから正直、最終的な大きな大きな課題は『耕作放棄地の解消』だけれど、そこに向かうための小さな目標は、それぞれが違う!
それでいいよね!!って思ってます!
最終的な目標は合致しているからこそ、まとまりがないなんてことは起こらないけど、それぞれにやりたいことがある。そんな福島班が素敵だなって思うし、これからもそうであってほしいなあって思います(照)
だから3年生には、情報をたくさん自分からインプットして、やりたいことを見つけて、どんどん行動に起こしてほしいなあ!(もうすでにみんなできてるけど!!)
■今後の活動について
ということで、結構地元愛&ゼミ員愛を語ってしまったので、今後の活動について話しましょう!笑
私の今年度の目標は、
①福島県の農作物がどれだけ美味しいか!!伝えまくる!!
②福島=震災、ではなく、福島=美味しい食べ物!の印象に!
③耕作放棄地、という課題自体、身近に感じる人はいないでしょう。消費者の第一歩として、『耕作放棄地を知る』に繋げる
④自分含め、福島班全員が、それぞれにやりたいこと、面白いと思ったこと、向き合いたい課題に力を入れるようにしたい!(ちなみに今私はキッチンカーを出したい願望が強いです)
の4つでしょうか!
社会人になってできることは増えると思います。
でも、学生だからこそ、できることややる価値のあるものもあると思っています!
今できること、やりたいことをなるべくやっていけたら嬉しいな!
自分で自分を鼓舞して、モチベーションを維持していきたいな!
もう9月(!?)に入りますが、頑張って走り抜けて、とってもいい学生時代だった〜〜〜〜!って言えるように頑張ります!
ここまで読んでくれたそこのあなた!優しすぎますね、ありがとうございます💘
長々となりましたが、これで私の意思表明は終わりです!
<次回予告>
次回は、キャパが広すぎで有名なけいちゃんです!
去年だけでもすごかったのに、今年のけいちゃんは最強ですよ!!
そんなけいちゃんの意思表示。お楽しみに!
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