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チームがうまくいってないことを早期に発見するポイントは?これだ!〜読書記録vol.36~
有給休暇中に、
ものすごい量のnoteを書き溜めているFPむーです。
既に9個の記事を完了させ、
文字数にして16,000字以上書いています。
書いている途中のも含めると、もっと量がいっています。
ということで、しばらく2-3日に1回の高頻度でnoteを更新します!
このままのペースでいくと、書き溜めているnoteを公開するだけでも、3月中旬ぐらいまではこの頻度で更新する予定です。
お楽しみに!
(している方が多いと信じて更新していきます!)
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さて、本題です。
チームがうまくいってないことを早期に発見するポイントって何だと思いますか?
チームメンバーの表情?
チームメンバーの声のトーン?
普段のコミュニケーション?
これらって、そりゃそうなのですが、、、
抽象的ですよね。
そんな抽象的なことではなく、もっと具体的なポイントがあるのです。
それが、この本に明確に書いてありました。
ということで、
年間60冊ほど読む私が、
特におススメしたい本をご紹介していきます!
本日はこちら!
◆チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくりかた 池田 めぐみ 安斎 勇樹
「レジリエンス」って最近よく聞きますよね。
この言葉をググってみると、「うまく適応しながら成長する能力」と出てきます。
ここで題名にもなっている「チームレジリエンス」とは、チームが「困難」から回復したり、成長したりするための能力やプロセスのことを指しています。そう、つまり、「困難と不確実性に強いチームのつくり方」が書かれていました!(題名そのまんま)
VUCAの時代だよと言われ始めてはや数年。
これからの時代は「不確実性」が伴うよ、と言われ始めてはや数年。
昔のやり方では通用しないことが増え、
チームメンバーも多様になってきました。
そんな中での「チームレジリエンス」について書かれた本、大変参考になりました。
例えばこのへん。
レジリエンスの高いチームは、5つの取り組みによって困難を整理し、解決できる状態に落とし込む
1つ目は、「問題」と「課題」を切り分けることだ。チームに害をなす「問題」が、チームが力を合わせて立ち向かうべき「課題」であるとは限らない。まずは目の前の困難が「問題」なのか「課題」なのかを見極めよう。
「問題」と「課題」を切り分けることか!
言われてみればその通りではあるのですが、この視点を意識して持ったことがなかったので改めて意識しよう。
2つ目は、チームの目標を「成果目標」「プロセス目標」「ビジョン」の3階層で整理することだ。「成果目標」は、チームが特定の期間において生み出したい成果を定義したもの、「プロセス目標」は成果目標を達成するまでのプロセスにおいて辿りたい過程、「ビジョン」は「プロセス目標」「成果目標」達成の先の長期的な展望のことだ。適切な「課題」を設定するためには、チームの「3つの目標」を整理して、自分たちの目指す先を言語化するとよい。
「成果目標」と「プロセス目標」のところまではあるあるだな~と思ったのですが、「ビジョン」も含めた3段階で整理する、というのは私にとって新鮮な切り口でした。これらを通して、自分たちの目指す先を言語化するというのも良いですね。言語化って重要。
3つ目は、解決に必要なのは「専門性」か「チームの変化」かを吟味することだ。困難の原因が「やり方がわからない」ことにあり、なんらかの「専門性」が必要なのか、あるいは原因が「ものの見方や関係性が固着化している」ことにあり、なんらかの「チームの変化」が必要なのかをジャッジする。
おぉぉ。困難の原因のアプローチ方法としてこのような形だと分かりやすい!
全部ここで紹介してしまうのもアレなので、
4つ目、5つ目のポイントは、是非本を読んでみて下さい!
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他にも、今後に活かす点では、こんなことも書かれてありました。
業務改善だけでなく「役割分担」を見直すこと
業務改善って、色んなところで言われているでしょう。
でもちょっと考え方を+αして、役割を変更すれば、困難をうまく乗り越えられるかもしれない、ということが書かれていました。ほうほう「役割分担」かぁ。
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ところで、最初に質問した内容、覚えていますか?
私が一番印象に残ったことはここなのです。
Q.チームがうまくいってないことを早期に発見するポイントって何だと思いますか?
A.チーム内部の困難のサインは「スケジュールの遅れ」に表れやすい。
「スケジュールの遅れ」
そしてその背後に、以下の問題が潜んでいる可能性がある、と。
ー仕事の負荷が高すぎる
ーチーム内のコミュニケーションに問題があって効率的に仕事を進められていない
ーメンバーのモチベーションが下がってしまっている
だから、スケジュールの遅れがないか常に目を光らせておくべきだ、と書かれてあって、目から鱗でした。
と同時に、
このことはチームにだけではなく、自身の仕事にも当てはまるなぁと。
スケジュールの遅れがあるということは、自分の中でどれが原因なのかを探る必要があり、さらにその対処法を考える必要があると感じました。
ー仕事の負荷が高すぎる
ーチーム内のコミュニケーションに問題があって効率的に仕事を進められていない
ー自身のその仕事に対するモチベーションが下がってしまっている
ということで、有給休暇があけたら
仕事頑張ります!
(最後のまとめが雑かい)
(2,191字)
▼前回の読書記録
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