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「二番底」がこない可能性
こんばんは。FPむーです。
欧米では経済活動が再開され、日本でも緊急事態宣言が解除されました。
これからどうなるんでしょうね。株価の二番底、来ると思いますか?くるなら、その底値水準はいくらだと思いますか?
という記事を書いたのが、4月14日。9,000以上のアクセスがある記事。
3月19日の16,358円が底値だったんじゃないかという雰囲気が出始めている今日この頃。
改めて、現時点でのプロの見方を見てみましょう。
1.U字型で来年に回復 47%
2.感染第2波でL字型の景気停滞に 38%
3.深刻な景気後退に突入 7%
4.V字型で年後半に回復 3%
その他
(日経ヴェリタスより)
U字型で来年に回復する見通しがメインシナリオのようです。
今回のコロナショックが特殊なのは、3月に一気に下落したことだと思っています。日経平均は、3月19日の16,358円が底値ですし、NYダウも3月23日の19,540ドルが底値です。今のところね。
底値までの期間が早いですよね、ものすごく。一気に下がった。今までなら、危機発生から底値をつけるまで1年前後かかっていました。底値までの期間は世界大恐慌で9ヶ月、リーマンショックで6ヶ月です。その間に株式相場は下がり続け、二番底の手前で反発に転じる。これがよくある形。
今回の株の動きについて、好意的に見れば、中央銀行の対応が早かったということ。リーマンショックで金融システムの崩壊という失敗をしたので、各国の中央銀行はその失敗を活かした。出来るだけ、金融システムを崩壊させないようにすることが大切だと、失敗から学んだ。だから今回は、3月に一気に崩れたけれど、その後の立て直しも早かった、と。
懐疑的に見れば、株価は景気に先行すると言われているけれど、逆に言えば「未来への期待」で株価は上がる。その期待が高すぎて今の株価が上がっているとするならば、これから先、期待よりも悪い数字が出たら、また下がる可能性が高いと。期待が高いだけにね。
緊急事態宣言が解除されて、これからはウィズコロナの時代になります。個人的には、ワクチンが開発されるまでは、アフターコロナではなく、ウィズコロナだと思っています。コロナ前の世界には戻れない。コロナありきでどう生きていくか。
感染の第二波がこないように、だけど経済復興していけるように。3密を避け、でも経済は回していく。これが今私たちが出来ること。
そうすれば、第二波がくる可能性を少しでも減らせば。二番底は来ない可能性が出てきます。仮に二番底がきても、3月の底値を下回る可能性は低いんじゃないでしょうか。二番底がくるかどうかは、意外と1人1人の行動にかかっているかもしれません。
知らんけど。
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