社会的入院の問題
「社会的入院」とは
入院の本来の趣旨を逸脱して、
必ずしも治療や退院を前提としない
長期入院を続ける状態のこと
ウキペディアより
社会的入院になる原因は退院した後の介護者の問題が1番のようです。
手が足りない、家族との折り合いが悪いから同居は難しい等々。
<最悪パターン>
①骨折して入院
②筋力低下
③要介護状態
④介護申請をする為に入院延長
⑤その間に認知がプラス
⑥家に戻るも介護しきれずに再入院
⑦噛む力、飲み込む力もなくなり
食事が出来なくなる
⑧胃ろう
⑨完全寝たきりになる
<対策>
最初の段階で痛いと言われても自分の足で歩いて筋力回復しかない。
だいたい40年位前、私の祖母は胆石の手術をしてから寝たきりになりました。
その時まだ60歳でした。
どこが悪いの?って感じで入院したはずが、
退院する時には杖になり、
あっという間に歩けなくなりました。
ぽっちゃりだった身体はしぼむように痩せていき、表情がなくなり、文句ばかり言うようになっていきました。
ほぼ寝たきりのまま数年家で過ごした後、介護の限界がきて近所の小さな病院に入院。
そこには似たような状態の高齢者がたくさん入院してました。
介護施設が今ほどなかったので、受け入れ先になっていたようです。
祖母は認知や胃ろうの問題がなかっただけ良かったのかもしれません。
70歳前なのに老衰で亡くなってます。
最初の原因は骨折ではありませんが、最悪パターンと同じです。
その頃私はまだ小学生なので詳しいことはよく分かりません。
しかし今思えば……憶測にしかなりませんが、術後のリハビリが足りなかったのではないかと思います。
高齢者は数日歩かないだけで筋力が落ち歩行困難になります。
祖母はプライドが高い人だったので、歩けない自分を受け入れられられなかったのでしょう。
退院後は近所への外出もしなくなったのも原因のような気がします。
ふくよかだった祖母がみるみる小さくなり、どんどん自分のことが出来なくなっていく姿を覚えています。
その頃と比べて医療は進歩しています。
医療機関、介護施設もその頃とは変わっています。
しかし厚生労働省のデータを見ると、高齢者の数が増えた分だけ医療機関不足はもっと深刻なになっています。
高齢者医療はもうこれ以上先延ばしに出来ない問題だと思います。
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