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読書感想文

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#高齢化社会

『オカシナ記念病院』を読みました

人生の終わりに向かってどう生きるのがベストなのか?  たくさんの疑問を私に投げかけた1冊でした 死を受け入れること 自然の中の人間 終末期医療のあり方 健康診断のあり方 などなど 作家であり医師でもある久坂部羊さんの「理想的な医療」 どう生きるのか どう死ぬのか 深い内容をドタバタ劇のような展開で楽しく読みすすめられます 死を前にして後悔しないよう「今を楽しむ」 自分の人生に満足をして、病との苦しみを延ばさない 長生きが幸せなのか? を問う内容です テーマは重た

寝たきりにならずに自宅で「平穏死」を読みました

~健康寿命を延ばすため大切なこと~先日見た映画「痛くない死に方」のモデルとなった先生の著書です。 いかにして寝たきり時間を短くするか、終末期はどうしたらと良いかについて書かれています。 老いを感じた時にどうせめるかで人生が変わる 平均10年間の寝たきり&準寝たきり ピンピンコロリ率 5% 理想の老後生活は 「自然と触れ合いながら仕事をすること」 動かないから動けない 動けないから動かない どっちが先???の悪循環…自分の身体を過保護にしないこと 何だかしんどい = フ

ジェロントロジー(老齢学)とは

加齢に伴う心身の変化を研究し、高齢化社会における個人と社会の様々な課題を解決することを目的とした、AGING(加齢・高齢化)を科学する学問 80歳以上の人口が1000万人以上 人生100年、定年後の残り40年をどう生きるか 2030年には人口の3人に1人は65歳以上、5人に1人が75歳以上 自分自身と向き合い意識して学び直しをする必要性  →視野を広げ自らの立ち位置の理解 年を重ねるとどうなるのか、高齢者が増える社会にどう対応すればよいか 高齢者を社会の外において 福