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Re;Starting

コンテイジョン(2011 米国)

ウィルスにより突然
「当たり前」の日常が当たり前で
なくなった際、人々がどの様に
関わって、どのような対応をするか
丁寧に描いた作品。

コロナウィルスと闘う今、観ると
唸らずにはいられない。

・疫学者による発生源調査
・第一検体現場に赴いて調べ尽くす機関従事者

目に見えないウィルスと最前線で
闘う人達の使命感と、
一方で自分の最愛の人を
守りたい一心で
「ウィルスが拡がっているから
シカゴから逃げろ」と伝える姿も
描かれていて、とてもリアル。

職務上秘密にしなければ
ならない立場でも、
人情が勝る瞬間がある。
最愛の人を守りたいのだ。
自らの体が犠牲になった
医療機関従事者の正義と比べたら、
秘密を破るのは愚行かもしれない。

かかったら
ジェットコースターで
頂上から落ちていくかの
ように一瞬だ。

体内に入ると
変化のスピードに
ついていけないのが
今、私たちの現状。

ワクチンの配り方も
今から色んなパターンで
シミュレーションしておいた方が良い。
権力ありきの配り方だと
きっと暴動になる。

せめて権力が働いたとしても
見えないように、して欲しい。
平等にみえるように。

心がすさむような状況は
みたくない。

今一度「豊かさ」は何かと
考えさせられる作品。

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