小さな死 「la petite mort」と...
二人で会うようになってほどなくして
「する、しない」論争が勃発
深く知り合いたい、とカレは形容するけれど
ワタシは「必要か必要でないか」を考えてしまい、答えを出せないでいた
(めんどくせぇオンナだと自分でも思う
普段、なんでもサックサク決める、全くめんどくさくないタイプ)
罪悪感とか
道徳心とかではない
そんなことで迷うなら
そもそも二人で会ったりしていない
「必要」と思えなかった、ただそれだけ
二人が納得すれば(=ワタシが)と言われたまま月日はながれ…
人目を忍ぶこの関係には
行為というより密室で会うことがbetterだと思い始め…
先日こんな関係になって7ヶ月目にして、
泊りがけででかけた.…
カレは、はじめての行為のあとに
「小さな死」を実感したという
事が終わったあとに完全な睡眠が訪れたと
ようするに
気持ちの昂りの後に訪れた静寂の中で
深く深く眠った、ということらしい
どこまで詩人なんだ.…
(ある作家の表現らしい)
その反面、半年以上思いあぐねたのに
スキ、という気持ちを再確認するという
いたって当然の行為だったなぁ、というワタシ
そして一連のカレの
あくまでも紳士的なお作法?は
とっても素敵で、大切に扱われていることを身体中で感じた
けれど
少し物足らなさを感じてしまったことは、
決して口にだすまい.…
あぁ、ココロは乙女なつもりのくせに
カラダはいくつになっても動物なんだな、
と、自分が嫌になった瞬間…
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