10ヶ月近くがすぎた 相変わらず変わらぬペースで会い ほぼ毎日連絡を取り合っている 多忙で時間がなく、 自分の対応に愛想がなくなりそうなら 先に、ごめんというカレ ごめん、まだ移動中で ごめん、明日の朝は早くて.… 謝られると、つらい 事情がわかるから、 お願いだから謝らないで、と返したい でも‥グッと堪えて言わない こんな関係は常に互いの努力が必要だから その努力をいとわないのが不倫 努力をしなくなれば(したくなくなれば)終わりだと思っている 先日、互いに予定があり
カレとは 時間があるときは映画をみたり 美術をみたりしてから 軽く飲んで別れるというパターンが多い 時間がないときは カレのいるところまでワタシが出向き 一緒に帰宅するだけ...なんてこともある 先日は二人が好む映画をみて(比較的好みが近い) 軽くのみながら食事をし お店をかえてもう一杯のんで… 長くて半日ほどを一緒に過ごして別れる 手もつながないし、キスもしない (映画をみている間は手をつないだり 少し体を寄せ合ったり) ただ別れ際にどれだけ人がいても 軽くハグをして
成人した子ども達と 対等に色んな話ができるようになり 週末、それぞれに予定がない夜など たわいもない話をしながら お酒を酌み交わしたり、お茶をのんだりする これまで必死に家事育児と仕事をこなし 妻、嫁、娘を演じてきた二十数年 やっと、やっと、ここまで来れた、と思う これ以上の幸せがあるのか と思う夜が年に数回ある でもこの幸せは有期 残り少なくなっているとわかっている やがて子ども達には子ども達の ワタシに代わる存在ができる そして ワタシは 彼らの父親ではないカレの
二人で会うようになってほどなくして 「やる、やらない」論争が勃発 深く知り合いたい、とカレは形容するけれど ワタシは「必要か必要でないか」を考えてしまい、答えを出せないでいた (めんどくせぇオンナだと自分でも思う 普段、なんでもサックサク決める、全くめんどくさくないタイプ) 罪悪感とか 道徳心とかではない そんなことで迷うなら そもそも二人で会ったりしていない 「必要」と思えなかった、ただそれだけ 二人が納得すれば(=ワタシが)と言われたまま月日はながれ… 人目を忍ぶ
月に3〜4回程度は会っている (平日に会うことはできず 仕事も家庭もある二人が会う頻度としては これで十分とワタシは納得している) 次に会える予定がわからない時などに 今度はいつ会えんのかな、って カレはワタシに聞く 本音は 忙しくて慎重なアナタに合わせてるんですよ、と言いたいけれど 最短で話を終える術をしってるワタシは 「会いたいって考えないようにしてるのになぁ」と返す 会いたくても会えないなら、考えるとつらいから、と するとカレは 会う、会いたい、という言葉を使わず
4ヶ月がすぎた (4月に書き始めたため時差あり) 相変わらず時間をみつけては会い、 仮に多忙で会えなくても、 会おうと努力してくれていることが伝わる 会えば、小さな気遣いで、 さりげない紳士っぷりを発揮してくれる でも会う場所を慎重に選び、 会ってもできるだけ人目をさけ、 微妙な距離感で歩く…(友達と歩くならこんくらい?+α) こんなに慎重なのに、カレはツマの話をする 例えば… カレの子供さんが不在で、今夜はツマと二人きり 一緒に寝ようとなるかもしれない.…と、実況に近い
元同僚のカレとは、 この5ヶ月間一日もかかさず毎日連絡を取り合い、 相変わらずタイミングが合えば、短時間でも会っている。 これまでは いろんな罪悪感からか、 カレに会うため、ウキウキ準備してる自分に気づいたりすると、 一体なにやってんだ、っていつも自分を諫めるように、 自分につっこんでいたワタシ。 でもようやく 会社員であり、母であり、妻であり、娘である「私」とは違う、 もう一人の「ワタシ」を生きてるって、 自分を演じ分けられるようになりつつある。 そう、少しワタシを楽し