【ライブ】wyolica 25th Anniversary Live ~フォーキーソウルの四半世紀~@ビルボードライブ東京
店内は、ほぼ満席だった。彼らの音楽を、長い年月を経ても愛している人々がこんなにいる。あたしだって観客のひとりなのに、会場中を抱きしめたい気持ちでいっぱいだ。
Azumiがステージに立った時、やっぱり女王様だなぁって思った。強烈な存在感と華がある。
1999年リリース、彼らのデビュー曲はこちら。『悲しいわがまま』
遊んでいた友だちとか、もはや存在しない仕事とか、あの頃のことが一気に蘇る。音楽の力って、改めてすごいと思う。
新曲も出していて、やる気満々。
『メトロにゆられて』
『さあいこう』はアンコールの最後に。
イントロのピアノと重なる、パチパチというレコード針の音がたまらない。
当時、彼らのライブを観た前後に祖母が旅立ち、彼らの音楽は封印気味だった。だけど、20年以上が経って、また彼らのライブを観る。当時の彼らの曲を聴く。新曲が出る。
3連休は3本ライブを観た。ただ観てるだけみたいなもんだけど、案外、体力は消耗する。今年の夏は暑いし、年齢的な要素もあるのか。
それにしたって、コロナ禍で学んだのは、ライブはいつでも観られるものじゃないってこと。
例えば彼らだって、再結成してくれたから、こうしてAzumiの歌と、so-toのギターが聴ける。数メートル先に、彼らがいて、パフォーマンスを体験できる。
今は観たいライブはどんどん観ようと思う。
見出し画像:ジャケット写真より
(敬称略)