『Sans Contrefaçon』Mylène Farmer
こないだ、初めてパリに行った時(1987)に聞いた、Étienne Daho と A Caus' Des Garçons のことを書いていたら思い出した、香りがある曲。
リリースは1988年だそう。ってことは、パリで聞いたんじゃないか。ヨーロッパのCDの品揃えがバッチリ、当時、よく行ってた「WAVE」で見つけたのかも。
ベルギーに長く住んでいた人に歌詞の意味を訊いたら、「本当にむずかしい歌詞をよくもまあ、持ってくるわね」と、半ば呆れられた記憶がある。Sans Contrefaçon は「二重否定」って、言い方をしてたような。
Sansは英語でいう Withoutで、Contrefaçon は偽物っていう意味だそうだ。
歌い出し前のセリフ、"Dis Maman, pourquoi je suis pas un garçon?" は、「ねえママ、どうしてボクは男のコじゃないの?」という意味らしい。
フランス語は、魅力的だけど、むずかしい。
Duolingoは1年続いたんだけど笑
つまりジェンダー、多様性など、いち早く意識した歌詞だったってことを、今になって知った。
そして彼女が、今もライブ活動を続けていることも知った。
2013年のツアーのよう。
確定できない表現ばっかりだ。
それにしても観客は、若者が多い印象。フランスの松田聖子みたいな存在なのか。
そして衝撃の事実!(あたしにとっては) 彼女、ケベック出身なんだってね。初めて彼女の歌を聞いたとき、勝手にパリのエスプリとか思ったからなぁ。
見出し画像:ジャケット写真より
(敬称略)