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【ライブ ネタバレ】島津亜矢 歌怪獣襲来ツアー2024 輝燦(kirari)
まだまだ歌怪獣襲来ツアーは続きます。ネタバレありです。
ライブに行くキッカケは今年のお正月にテレビで見た、彼女のカラオケ。歌怪獣と呼ばれるだけあって、息が止まるほど上手だった。
そして、AYA SHIMAZU名義でリリースしたアレサ・フランクリンのカバー・アルバム。再び、息が止まった。
コンサートは2部構成になっている。
歌怪獣は本気で歌う。やっぱり、うまい!
YOASOBIの『夜に駆ける』とか、今どきの歌も取り入れるし、高橋真梨子の『ごめんね...』は圧巻だった。
『Amazing Grace』は歌ってくれたが、『Think』は歌わず。でも、アレサ・フランクリンのカバー・アルバムをリリースした経緯を語ってくれた。
「3年くらい前にアレサ・フランクリンの伝記映画を観て、大感動。アレサの歌を聴きまくっていたら、カバーの話をいただいた。
最初は遠慮したが、50歳を過ぎて新しい世界のオファーをもらえるなんて光栄なこと。受けることのした。
英語はわからないので、カタカナで書いて1枚の紙に仕上げた。英語の先生がとても厳しかった。練習に1年、レコーディングに1年くらいかかった」
自然な英語の連続爆発は、地道な努力の賜物だったのか...。
そして、2部は見事な演歌。
最後を飾った曲は、男歌のド演歌。
ヤクザ、母といったワードが登場し、歌い終わると、けっこうなスピードで幕が降りた。
アンコールなし。
そのスパッとした幕切れに、一瞬茫然。昔の東映映画みたいだ。
演歌は日本の文化なんだって思い知らされた感じ。
ただ、彼女は演歌の範疇に収まらない。これからどんな方向に幅を拡げていくのか、ものすごく楽しみ。
観た日:2024/09/14
調布市グリーンホール 大ホール
見出し画像:ライブ会場にて
(敬称略)