『横浜ホンキートンク・ブルース』 原田芳雄 松田優作 山崎ハコ 作曲者エディ藩 そして作詞した藤竜也
まずは原田芳雄バージョン。もうサイコーにカッコいい。こういう男くさい男が大好き。今どき、男くさいって言うだけでも、コンプラ違反になりそうだけど。
原田芳雄を兄貴と慕った松田優作バージョン。これまた大好きな男。テレビドラマの『探偵物語』の工藤ちゃんは、永遠の理想。
YouTubeであれこれ聞いてたら、山崎ハコのバージョンもあった。女性がこの曲を歌うのは新鮮。
作曲者、元ゴールデン・カップスのエディ藩のバージョン。
そして、作詞した藤竜也。1980年代、特に前半、ドラマに出演し渋さで悩殺していた。味があるよね、このバージョン。
そもそも正式なタイトルがよくわからない。『横浜ホンキートンク・ブルース』って書いてあるバージョンが多い気がするけど、アルファベットで『YOKOHAMA HONKYTONK BLUES』だったり、横浜が横濱、ヨコハマになっていたり。藤竜也バージョンなんて、『ヨコハマ・ホンキィ・トンキィ・ブルース』。
「そんなこと、どうでもいいじゃん」。
誰かの声が聞こえてきそうだ。自由度がめちゃくちゃ高い団塊の世代の誰かの声が。
今の時代、ブルースなんて歌わないかもしれないけれど、せめてこのブルースは歌い継がれてほしいと切に願う。
オマケ:この曲、元ネタがある。昔々大昔アメリカで流行った "Nobody Knows You When You're Down And Out"。ま、ブルースってだいたい同じに聞こえるし。有名どころ、エリック・クラプトンのバージョンで。
見出し画像:YouTubeより
(敬称略)