【ライブ】石川さゆり@I'M A SHOW
登場した時、客席から「かわいい!」と声がかかると、とってもうれしそう
前半はアコースティックな石川さゆりを披露、『ウィスキーがお好きでしょ』もこのパートで歌われた。1曲めは『能登半島』、次がウィスキー。
バックバンドは4人のシニアたち。ピアノ、ウッドベース、管楽器、ギター(古賀メロディ的な)。
ヴィム・ベンダースの『パーフェクトデイズ』にママ役で出演していた、という話をしていた。映画出演時に歌ったのが『朝日の当たる家』。「これであたしも国際女優」と言って、ケラケラ笑った。あっ、もしかしてケラケラ笑ったのは、観客かもしれないけど。
『ほんとうのこと』という曲を歌ってくれた。初めて聞く曲だったけど、しみたなぁ。YouTubeやサブスクで改めて聴いたけど、やっぱりしみた。
声に力があり、しっとり、ツヤもある。歌がうまいんだよなぁ。
「さゆりちゃん!」
「待ってました!」
前の席の女性から、声がかかる。
足を踏み入れたことはないけど、新宿コマ劇場。こういう声援が、もっとたくさん飛び交っていたんだろう。
「デビュー50周年が過ぎたあたりから、ヒット曲を目指さなくなってきた」と言っていた。
そんな気持ちは一般人も共通かも。
観た日 2024/03/13
(敬称略)