【初投稿】「苦手なことはしなくていい」、経済学がそういってる。
1.自己紹介
初めまして。目が悪い鯖と申します。
まず、このページを開いてくださりありがとうございます。
ここで会ったのも何かの縁ですし、よければ最後までお付き合いください。
私は普段、大学で経済学を学んでおり、日常で見つけた知見を色んな人と共有したくてnoteを開設しました。
知識はまだまだ素人の域ですが、ぜひ軽い気持ちで楽しんでもらえたらと思います。
今回の大きな目標としては、これを読んでいる皆さんの「苦手に対する苦手意識を取り払う」ことです。
2."苦手なこと" と "得意なこと"
大嫌い、 "苦手なこと"
さて、ここから本題に入ります。
皆さんには「苦手なこと」ってありますか?
私にはあります。例えば、暗記がとても苦手です。
英単語を覚えたり、歴史教科を覚えたり。
高校生の時は暗記が勉強の中心だったため、すごく苦労しました。
ただ、苦手なことに限って周りから言われるんですよね。
「甘えるな」「他の人はできてる」なんて。
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか(cv.えなりかずき)みたいな思いをしながら、日常を生きているわけです。
無限にやれる "得意なこと"
でも、皆さん誰しもにあると思うんです、「得意なこと」も。
例えば私は、計算や数学がすごく得意でした。
得意なことなら好きになれて、無限にパワーが湧いてくるのに…
ただ、これがまた、得意なことに限って評価されづらいんですよね…
そんな日常の葛藤は誰しもが抱えるもので、これを読まれている皆さんにもきっと思い当たる節があると思います。
本当に、理不尽な世の中です。
3.経済学における「特化」
貿易は国を豊かにする
さて、急に話は変わりますが、世界中の国々は貿易をしますよね。
日本もいろいろなものを輸出、輸入しています。
でも、一度は思ったことありませんか?「日本で全部作れるんじゃ…」って。
実際にはそうです。でも日本で全部作らないのには理由があります。
それは、日本にも苦手なことがあるからです。
経済学には得意なものに生産を集中させる「特化」という概念があります。
貿易では、それぞれの国が得意なものに特化し、交換する方が、お互いの国がいろいろなものを作るよりも良い結果を産むとされています。
(難しいので詳細は割愛していますが、興味のある方はGoogle先生に「比較優位と絶対優位」について聞いてみてください。)
交換は人を豊かにする
では、国を人に置き換えて考えてみましょう。
もう勘のいい人は見えてきたのではないでしょうか?
特化で利益が増えるなら、人間も同じではないかと。
人間も、得意なことに特化し、他の人と助け合えばいいのではないかと。
そう、その通りです。
人間も、苦手なことより得意なことに尽力した方がいいに決まっています。
その方が、モチベーションも保てますしね。
4.現実世界は甘くない
でも皆さん、残念ながら現実世界はそんなに甘くはありません…
苦手なことでもさせられる日々は続くでしょう。
ただし、理論上それは正しくないのです。
今度そんな目に遭いそうになったら、言ってきた上司や先生を小馬鹿にする勢いで聞いてあげましょう。(聞いてあげるんかい)
でも、本文の初めにお伝えしたように、この文章の目的は「苦手に対する苦手意識を取り払う」ことです。
ここまで読んでくださった皆さんはもう、苦手なことに対する苦手意識が薄れたのではないでしょうか。
「他の得意な人に頼ればいい」「他の人と助け合えばいい」という考えが生まれて、気持ちが楽になっていれば幸いです。
以上が、今回のテーマ「特化」と日常生活の関わりです。
皆さんが少しでも興味を持ってくださったり、明日からはこんな気持ちで頑張ろうと思ってくださったりしていれば私としては大満足です。
毎回このような記事を書くかは分かりませんが、もしよければ今後とも、お付き合いいただけたらと思います。
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