厳しい成功と優しい成功
成功って
色々な形があると思います。
成功者の特徴や成功者の名言など色々とありますが
実際のところ、その人が言う成功体験はその人だから出来た事であり
多くの成功者とされる人が書いた本や書籍も
その人のオリジナルなんです。
その人の価値観と言ったほうが分かりやすいでしょうか。
『成功する為にはこうしなければならない』
『この方法でやれば必ず成功する』
『これを買えば成功する』
などと言われるうたい文句に心奪われたとしても
結局自分から出た答えではない。
誰かの成功方法に任せようとしてしまっているのかもしれません。
また『これを買えば必ず成功する』という物に任せて多額で何かを購入したところで、
上手くマーケティングにハマってしまっただけなのもしれません。
それを売る人にとっては
『成功』かもしれませんが。
あくまでも
成功者や良いものを手にするのは
ヒントを得る事であって
やるのは自分なんです。
話がそれましたが、
いったい、何が成功といえるのか
自分にとっての成功を、他人のものさしではかる意味はあるのでしょうか?
何処からが成功で、これは成功じゃない
のかな?と思う事自体
世間や周りと比べてしまっているのかもしれません。
例えば、
お金持ちになることを成功の基準にした人が
年収1億稼ぐとします。
それを達成させた事が成功だと言えるでしょうか?
年収1000万稼いでいる人からすると、年収1億は成功に感じますが
年収5億円の人から見るとまだまだ足りない。
また
成功という価値観を『稼ぎ方』に向けた場合
たとえ1000万円だとしても、『この方法で稼げた』ということに意味をもち
その方法が理想通りなら1000万円でも成功と言えますが
例え1億円稼いでも
その稼ぎ方が理想と違うのなら額は大きくても成功とは言いません。
つまり、成功というのは
本人にしかわからない基準にそって出来ていて
自分が『成功』だと決めた瞬間に形になるということです。
それなら[成功]は大きくも小さくも無限だと言うことです。
私の親しくさせてもらっているもらっている方には
成功の基準が非常に高く
ちょっとの事では満足しません。
いつも、私からすると『充分凄い!』と思う内容でも
その方からすると『このレベルでは話にならない。』と言って、試行錯誤を繰り返しています。
いわゆる『成功に厳しい!』
だからこそ
成長、向上し続けて、そのレベルも非常に高く得るものが大きいのかもしれません。
ですので
その方の発想することや行動力のハードルの
高さも
一般とは違っていて『面白いなぁ』と思うですが
得るものに見合ったストレスや失う確率も大きいのが事実ですし
手に入れたい成功基準はまだまだ先にあるようです。
客観的には『今でも充分凄いですよ!』と思いますが本人はまだまだ安心できないようです。
ここからは私の基準になりますが
『成功に厳しい!』という価値観もあれば
『成功に優しい!』という価値観でも良いと思うんです。
私は自分自身の事を『成功に厳しい』と思っていましたが、
おそらく先ほどの方から比べると『成功に優しい』方かもしれません。(笑)
ですがそれで良いと思っています。
何故なら、私にとっては
その方がモチベーションが保てるから。
何も、簡単に出来る成功で辞めると言っているわけではありません。
私が言う『成功に優しい』とは
今、進んでいる一つ一つの事に対して『成功』を感じながら前進するということです。
つまり
小さな成功を見逃さずに誉めてあげて
自分を認める事が大切なんだと思います。
だって、頑張っても頑張っても
いつまでたっても達成出来ない事を追いかけるのって辛いし疲れちゃうから!
だから、私は優しい成功作戦を使っています。
例えば
今『この事をやって失敗してしまったなぁ』という経験ですら
それでも、それをやった自分は勇気があるし
失敗した事で一つ学ぶ事が出来たから
自分は一歩前進したんだ!と考える。
短期目標でもいいから
自分が取り組んだことを褒める。
小さな成功を沢山繰り返して、大きな成功を目指すのも一つのやり方だと思います。
これは、私の価値観なのでみんな違っていいと思います。
それぞれが成功に向かって
自由なやり方で
『自分自身で感じる成功』を
楽しみながら進められと良いですね。