ちょっと前に「Tonikaku」が英国の人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で大ウケし、タイムラインがとにかく明るい安村さんで大賑わいになった。思わず「PANTS!」と叫びたくなる仕掛けで審査員との掛け合いを生み出し、会場に笑いの渦を巻き起こしていた。 海外でチャレンジをしていらっしゃること自体も凄いと思うが、異国の地で彼らの笑いのツボをがっちり押さえていることに脱帽だ。 アメリカに来て感じているのが、言語的な理解より、笑いのツボを理解することが遥かに難
このnoteは今の勤め先への感謝と、キャリアコンサルタントとしての願いを込めて綴ろうと思う。 「越境リモート勤務」、はじめます先日、三菱電機、海外でリモート勤務可能にという記事がリリースされて、Twitterの駐妻(夫)界隈でちょっとだけ話題になっていた。記事の要旨自体は人材獲得やキャリア形成を目的として越境リモート勤務が出来るように制度を整備した、というものだが、「休職or退職せずに配偶者に帯同できる」と少なからぬ期待が寄せられていた。 その、越境リモート勤務を図らずも
春のリモート職場復帰を目指して、忙しくしていたら更新が疎かになってしまった。息子の預け先を探したり、送り迎えをするために車の免許を取らなければならないのだ。 まだ道半ばだが、今日は車の免許の取得に向けた動きを書いていこうと思う。 私は東京生まれ東京育ちで、これまで車の免許とは無縁の生活を送ってきた。しかし、ここニュージャージー(しかも我が家はニューヨークからはかなり遠めの田舎)となると、車がないと生活が出来ない。異国に来て、まさか人生初の運転をすることになるとは、、、。
我が家の食卓は時に離乳食に振り回され、時に潤される。 渡米して1週間後に十倍がゆから離乳食開始。日本式で現在二回食まで進めてきた。最初のうちは大人たちがこちらの生活に慣れておらず、ホテル暮らしだったこともあり、日本から持ってきたフリーズドライ製品にお世話になっていた。 今の住まいに越してきてからは基本的に手作り。ほぼ毎日何かしらの野菜や果物などを離乳食用に調理してフリージングする日々が続いている。 離乳食はアレルギーの有無を確認しながら少しずつ食べられる食材を増やしていく
どうやら日本では岸田首相の産育休中のリスキリング発言が大分波紋を呼んでいるらしい。答弁を見ると首相はライフステージ問わず学びたい人には支援しますと仰っているように見えたが、議員の質問が産育休にフォーカスされていたばかりに、産育休中の学び直しを後押しと捉えられてしまったのでは?と個人的には思った。 真意は分からないし、言葉とは受け手の感じ方によるところが大きい。仮に、本当に産育休の学び直しの後押しというニュアンスだったのであれば、産育休は出産育児のためのものであって、その期間に
1月上旬、息子の6か月健診に行ってきた。アメリカで初めての健診である。本来息子の健診は12月19日前後であるが、初診の枠が全然空いておらずこんなに先になってしまった。 後日別の病院にもお世話になることになるのだが、最初に案内された初診日時は1か月先。幸いこの病院は2歳以下の場合、追って病院から連絡がもらえて初診予約が前倒しになるシステムで、翌週に予約が取れた。いずれにしても初診の場合、結構先になることが多いようだ。 病院に着くと、すぐに個室に案内されて身長、体重と頭位を測定
アメリカに着いて1ヶ月程は夫の会社が手配してくれたホテルに滞在していた。洗濯機や冷蔵庫、調理器具などが完備されたタイプで、2ベッドルームのファミリー向け。お陰で中々快適にアメリカ生活をスタートすることが出来た。 ところで、アメリカのキッチンはなんというか、料理がしたくなるキッチンなのだ。 日本にいるときは、産後ということもあり、パルシステム様々であった。料理キットと肉・魚系の冷凍食品はパルシステムで、野菜系は徒歩1分の西友でサラダを購入。まな板と包丁を出すことさえ億劫で、
先日会社の先輩に連絡をしたら、米国のNew Yearはどんな様子なのか?と聞かれたので、今日は初めてアメリカで過ごした正月の様子をお送りしようと思う。 最初に冒頭の質問から回答すると、大方のアメリカ人にとってNew Yearはただの祝日のひとつでしかない。Thanksgiving、そしてクリスマスにホリデームードは最高潮となり、新年が明けてもしばらくは街がクリスマスの装飾で彩られている。日本のように新年の飾りがある所は皆無。仕事も2日開始だ(今年は元旦が日曜日だったので、2
今日は日曜日。折角なので近くのモールへ出かけようと午前中に家を出発した。 10時40分。モールの駐車場に到着すると、何やら異様に車が少ない。一度車を降りて中に入ろうとして入れず、開店時間が日曜日なので11時なことを知る。 ふと、近くを見ると「The Cheesecake Factory」の文字が。調べてみると、チーズケーキやハンバーガー、パン等を提供するアメリカでは有名なチェーン店らしい。開店まで車内で待っていてもいいのだが、ちょっとお茶でも位のノリで夫に行ってみたいと訴
誰だ?「赤ちゃんはまだ昼夜の感覚がないから、時差ボケもそんなにないわよ」なんて言っていたのは。 2022年11月のとある日、午前11時発の飛行機に搭乗し、日本を発った。東京とニュージャージーの時差は14時間(サマータイムだと13時間)。13時間ほどのフライトで午前10時位にこちらに着く。 つまり、半ば徹夜明けのような状態で一日を過ごすことになる。 フライト中はかなり順調だった。息子は快便(重要!)。バシネット(飛行機についている乳幼児用のカゴ)でこそ寝なかったが、終始夫の
「決まった。」 夫がただ一言LINEしてきた。 そして在宅ワークの合間をぬって、どたばたとリビングに駆け込むと、さらに2022年12月からアメリカのニュージャージーへ赴任する内示が出たと私に意気揚々と告げた。 夫は私の初めての出産に伴って2ヶ月の育休を取得していた。9月1日のその日は、育休明けの初日。 いささか憂鬱な気持ちでまずは上司と今後の業務確認ミーティングへ出席したところ、突如告げられたそうだ。 夫が勤め先でグローバルなんちゃらという、海外赴任制度に応募して随分前