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アプリ「HelloTalk」
誰かが言語交換に特化したアプリだと言っていたので、フィンランド語学習初期にインストール&登録をしてずっと続けている。
このアプリをざっと説明すると、「ネイティブ言語」と「学習したい言語」を登録すると、自分の「ネイティブ言語」を学びたくて、自分が「学習したい言語」ネイティブな人をたくさん紹介してくれるというアプリ。
自分の場合はネイティブ言語は「日本語」、学習したいのは「フィンランド語」にしたので、「日本語」を勉強したい「フィンランド語ネイティブ=(ほぼフィンランド人」)が紹介されるという仕組みだ。
ちなみに課金するとそれぞれの言語を複数登録できる。バイリンガルの人とか同時に数か国語を勉強したい人向け。
機能は主に4つ(最近4つになった)で、①メッセージのやり取り、②タイムライン投稿する機能、③ライブ(最近増えた。まだ触っていない)、④学習(語学学習アプリがついてる←※フィンランド語はない!)。これ以外にも細々とした機能がいくつかある。
新しいアプリを手に入れ、どこから何をすべきか分からないかったのでとりあえずタイムラインを眺めた。「フィンランド語を学習したい」と登録しているのでフィンランド人で日本語を勉強しているというユーザーさんたちの投稿がババ―ッと表示される。フィンランドの人が近所とか遊びに行った場所とかの写真を上げているのを見るだけでも結構楽しい。
数か国語を一気に勉強している人もいるので、一つの投稿に何か国語も混ざっている人もいる。学習したい言語を駆使して投稿するので当然間違いも出てくる。その間違いを修正する機能があるのもこのアプリの大きな特徴だ。ちゃんと間違いについてのコメントする機能もあって優しいシステム。
アプリを始めた日、とりあえず存在アピールに1投稿をしてみた。次の日1人のフィンランドの人から英語で個人メッセージが来た。日本語は勉強し始めで全然出来ないけど英語でやり取りできる?みたいな内容だった。Google英語でよければやり取りできます!と言ってメッセージのやり取りが始まった。
最初は発音の仕方。相手はひらがなの書き方から。お互いにこの発音の仕方が分からないというのがあれば、音声を録音して送るという機能を使った。こっちで紙に書いたひらがなの書き方を説明した画像を送ったりもした。日本ーフィンランド間には時差があるので音声通話しようってならなかったのが、自分的にこの言語パートナーとのやり取りがストレスにならずに済んだ理由だと思う。
そしてこの言語パートナーとのやり取りは1年半続いて現在も進行中だ。
コロナ明け初めて日本に来るといって日本に来た時に一度直接会った。
直接会って気づいたが、この言語パートナーは日本語が分からないとき、英語で日本語を検索していた。英語ネイティブばりに英語を打ち込むのも早かった。実際会ってそっちのほうが気になって、「フィンランド語で検索してなかったんですか!なんでそんなに英語出来るんですか!」と聞いてしまった。どうやらフィンランド語→日本語は性能がイマイチらしい。フィンランド人の英語力がすごいと聞いていたけど本当だった。
そしてその後も変わらず淡々と細々メッセージのやり取りを続けている。
自分はGoogle英語で!たまにフィンランド語も日本語も混ぜながら。少しずつフィンランド語と日本語の割合を上げていきたいというのが当面の我々の目標だ。
まだ不完全な外国語でやりとりするのが結構体力がいる。アプリ開始時、4~5人いたがキャパオーバー。3人時代が半年ぐらい続けたが1人日本語学習を辞めると言ってアプリからいなくなって、自分が主にやりとりをする言語パートナーは2人で落ち着いた。もう一人の人とは完全に日本語のみ。フィンランドのいろんな文化について説明してくれるのでむしろ日本語で助かっている。この2人とのやりとりは本当にストレスを感じない、ほどよい感じ。
日本語で書かれた投稿を修正すること。
これが簡単そうで結構難しい。わりと表現が自由な日本語なのでニュアンスの違いとか、文法的に間違っていない表現だけどネイティブはその言い回しはしないなとかいうものを直すのには少し躊躇する。
他の日本人が修正しているけど、その修正が不完全な場合、ちゃんと直してあげたいけどその日本人の修正を否定することになっちゃうかな~とか思ってしまう。あと似てる単語の違いについてとか。むしろ自分は韓国語ではそういうのを1から勉強してきたからちゃんと説明できるけど、日本語に関しては日本語教育を勉強してきたわけではないので苦手だ。字幕検証時代に得た知識の範囲でなら説明できる。分かる範囲で出来ることをやるというのがこのアプリとのいい付き合い方なのかもしれない。
出会い系アプリか
HelloTalkは出会い系アプリだと思うが、個々の利用目的が言語学習なので毅然としていれば何の問題もないと思った。学習言語をフィンランド語に設定しているのに中華圏の数人からメッセージが来た。その後、他のアプリのIDを聞かれたりする。
“レターパックで現金送れは詐欺!”と同じで、
“ハロートークで他のID教えては通報&ブロック!”
ユーザー1人1人のその行動がHelloTalkのアプリをただの出会い系アプリから言語学習アプリにする。治安は自分たちで守るものという意識が大事だなと思う。
そして運営さんはちゃんと処理してくれている。感謝。
アプリがずっと続きますように。
このアプリの中で他のアプリのIDを聞くのは確か規約違反。でももしこのアプリがサービス終了してしまったら今までの言語パートナーと音信不通になってしまうので規約違反を犯しまくって何かのIDを聞かなければならない状態になりそう。運営さんにはぜひ頑張ってサービスし続けてほしい。