見つけるのに40分かかったスマホはいったいどこにいたのか?
「え?もしかして記憶喪失になってる?それか泥棒入ったのか?」
半ばパニックですが、それほどにヤバかった。
なんてったって家を出る予定の10分前に気づいたのでね。
スマホが無いことに。
一人暮らし始めてからは、実家みたく部屋は広くないため物を無くしたことなどなかったのに、なんてタイミングだよまったく。
てなわけで、大学の講義に遅刻することと、スマホなしで1日過ごすことを天秤にかけ、
私はスマホを探す決意をした。
だが、ここで大問題。
心当たりを全て探しても出てこない。
いや、家の外で無くしたのならあきらめがつく。
でも、実は朝起きてからガッツリ音楽聴くのに使ってたのだ。
故に、このスマホを探す旅からは離脱できない。
なぜなら絶対にこの部屋にあるのだから。
途中で、もう間に合わないと思い大学の講義はあきらめた。
探して始めてから30分後。
「悪かった。俺が悪かったから!!」
なぜか、スマホに対して嫁に逃げられたみたいな感情を抱き始めるも全く出てこない。
扱い方が雑だったのかもしれない。
(いや関係ないだろw)
人間追い込まれるとおかしくなるもので、洗濯機の中と冷蔵庫の中、トイレの中などもそれぞれ3回はチェックした。
もう訳が分からない。
40分後には力尽き、床に寝転び天井を見つめていた。
んで結局どこにあったの?
布団の中でした。
いや探したよ!?何回も見ましたよ。でもなかったんだもん!?
それもそのはず、布団と毛布の中ではなく、布団と布団カバーのシーツのなかにあったのだから~
完全に盲点だった。
そのあと、大学の講義終了時間20分前に到着するも、どうやら1時間目と2時間目を勘違いしていたらしく何とかなったのでした。
「ふぅ~。」
今日も色々と楽しめそうです。
おわり。
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