本日は朝から雨です。
明け方の冷え込みはさほどではなかったような。
ややこしいのですが、
この時期の雨は「春雨」といい、
「春の雨」とは区別するようです。
「春雨」とは、3月下旬から4月頃(旧暦の2月末から3月)にかけていつまでも降り続く地雨のようなしっとりした雨。 「花散らしの雨」とも呼ばれる。 立春から3月初め(旧暦の正月から2月の初め)に降る「春の雨」とは区別し、それ以降を「春雨」としている。(tenki.jpより)
今回は、
だいぶ前にその①でとまっていた、肥満細胞活性化症候群です。
How to Diagnose Mast Cell Activation Syndrome.
March 15, 2024. TheEpochTimes.
はっきりとした診断基準もないようです。
以下のような推奨基準もありましたが、
なんだかわかりにくいです。
1. 肥満細胞の脱顆粒によって引き起こされる症状に典型的な症状。
2. 肥満細胞メディエーター(血清トリプターゼ)の一時的な大幅な増加。
3. これらのメディエーターの活動の産生を弱める、または標的器官に対するそれらの効果 を減少させる薬剤に対する反応がある。
ほぼすべての症状が網羅されており、
典型的?とは言い難いような・・
抗ヒスタミン薬(抗H1)はアレルギーにはよく使われます。
抗H2は主に胃薬として使われます。
抗ロイコトリエン薬は喘息などで主につかわれるでしょうか。
酷いアレルギー症状の時は、これらを組み合わせて処方されます。
赤身魚(マグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシ等)に、
多く含まれるヒスチジンは、
ヒスタミン産生菌が産生する酵素の働きで、
ヒスタミンになります。
ヒスタミンは熱につよいので、
加熱処理しても食中毒になります。
鮮度が低そうなものは避けましょう。
ちなみに鮭は白身魚です。
鮭の身の赤色は、
エサとなったカニやエビ、オキアミなどに含まれる赤色色素、
アスタキサンチンによるもの。
症状が出現している時に採血検査が必要、
かつ保険適応では無いので一般的ではないでしょう。
前述のように症状が典型的ではないので、
除外診断が重要です。
正直これだけで診断はできないでしょうから、
これからの診断・治療の発達が望まれます。