アルコール使用障害について。その①。

本日も朝から暑いです。
猛暑日の予報となっています。
40度を超えると「酷暑日(日本気象協会独自でつけた名称)」となるようです。8月もさらに暑いようなので、「酷暑日」が増えそうですね。
水分補給と同時に塩分補給もお忘れなく。

昨日都知事選がありました。
世論形成に、昔は新聞やTVが重要でしたが、
最近ではSNSが重要となっているようです。
疑り深いおじさんとしては、
SNSは恣意的に操作可能な気がするので、
どうなんでしょう
(新聞やTVもそうなんですけど)。


本日は、アルコール使用障害の話。
MayoClinicから
Alcohol use disorder.

アルコール使用障害とは、飲酒のコントロールに問題があったり、アルコールのことで頭がいっぱいになったり、問題が起きてもアルコールを使い続けたりするアルコール使用状態です。この障害には、同じ効果を得るためにもっと飲まなければならなかったり、飲酒を急激に減らしたり止めたりすると禁断症状が出たりすることも含まれます。アルコール使用障害には、アルコール依存症と呼ばれるレベルの飲酒も含まれます

アルコール使用障害(AUD)というと聞きなれないのですが、
AUDには、
アルコール乱用、
アルコール依存症、
アルコール中毒症、
および俗称「アル中」と呼ばれる病状が含まれます。
(NIAAAより)

不健康なアルコール使用には、健康や安全を危険にさらしたり、アルコールに関連する他の問題を引き起こしたりするアルコール使用が含まれます。また、短時間大量飲酒(binge drinking: 男性なら2時間以内に5杯以上、女性なら2時間以内に4杯以上飲む)も含まれ、健康上および安全上の重大なリスクを引き起こします。

binge drinking・・・・。
普通にこれくらい飲んでいた記憶が。


アルコール使用障害は、経験する症状の数によって、軽度、中等度、重度のいずれかに分類されます。兆候や症状には以下のようなものがあります:
飲酒量を制限できない
 飲酒量を減らしたい、あるいは減らそうとしてもうまくいかない。
・飲酒、アルコール摂取/使用からの回復に多くの時間を費やす
・アルコールを飲みたいという強い欲求や衝動を感じる。
・度重なる飲酒のために、職場、学校、家庭での重大な義務を果たせない
・身体的、社会的、仕事上、人間関係上の問題を引き起こしていると
 わかっているにもかかわらず、飲酒を続ける。
・お酒を飲むために、社会活動や仕事、趣味を諦めたり、減らしたりする。
・運転中や水泳中など、安全でない状況でアルコールを使用する。
・アルコールに対する耐性ができ、より多くの量を飲まないと効果が
 感じられなくなったり、同じ量を飲んでも効果が減少したりする。
・飲まないと吐き気、発汗、震えなどの禁断症状が出たり、
 禁断症状を避けるために飲んだりする。

思い返しても私の場合、
ここまでひどくはなかったですけど、
飲みだすと止まらない、
毎日飲むなどはAUDだったのかも

アルコール使用障害には、酔っている期間(アルコール中毒)と離脱症状があります。
アルコール中毒は、血液中のアルコール量が増えることで起こる。血中アルコール濃度が高ければ高いほど、悪い影響が出やすくなる。
不適切な行動、不安定な気分、判断力の低下、ろれつが回らない、注意力や記憶力の問題、協調性の低下など。また、出来事を覚えていない「意識消失:blackouts」と呼ばれる状態になることもあります。血中アルコール濃度が非常に高くなると、昏睡、脳の永続的損傷、死に至ることさえあります。
アルコール離脱症は、アルコールの大量かつ長期的な使用を中止するか、大幅に減らした場合に起こります。離脱症状は数時間後から4~5日後に起こる。徴候や症状には、発汗、速い心拍、手の震え、睡眠障害、吐き気や嘔吐、幻覚、落ち着きのなさや興奮、不安、時には発作などがあります。症状が重くなると、仕事や社会生活を営むのに支障をきたすこともあります。

アルコール中毒は、
深酒するとこれらの症状すべて体験できますね
(ただのヤバい奴です)。
幸いなことに、
離脱症状までは経験しておりません。


標準的な1杯( 1 drink) とは?
国立アルコール乱用・アルコール依存症研究所は、標準的な1杯を以下のいずれかと定義しています:
・通常のビール12オンス(355mL)(アルコール度数約5)
・8~9オンス(237~266ミリリットル)のモルト・リカー(アルコール度数約7%)。
・ワイン5オンス(148ミリリットル)(アルコール度数約12)
・ハードリカーまたは蒸留酒1.5オンス(44ミリリットル)(アルコール度数約40)

モルトリカーはアルコールが高めのビール。
ハードリカーはウイスキーなどの蒸留酒ですね。

ビールは350mL 缶1本、
ワインはグラスで1杯程度(125mL)、
ウイスキーはシングル30mLくらいが目安でしょうか?

このまえ、1日ウイスキー1本(700mL?)
飲むというAUDのかた見ました。


お酒を飲み過ぎてしまうことがある、あるいは飲酒が問題を引き起こしていると感じている場合、あるいはご家族が飲酒について心配している場合は、かかりつけの医師に相談してください。そのほか、精神保健の専門家に相談したり、断酒会や同様の自助グループなどの支援グループに助けを求めたりする方法もあります。
否認はよくあることなので、飲酒に問題がないように感じるかもしれません。自分がどれだけ飲酒しているのか、あるいは生活の中でどれだけの問題がアルコールの使用に関係しているのか、認識できていないかもしれません。親戚や友人、同僚から、自分の飲酒習慣を調べたり、助けを求めたりするよう求められたら、耳を傾けましょう。飲酒の問題を抱えていたが、それを止めた人に相談することも考えましょう。
アルコール使用障害を持つ人の多くは、自分が問題を抱えていることを認識していないため、治療を受けることをためらいます。愛する人の介入によって、自分が専門家の助けを必要としていることを認識し、受け入れることができる人もいます。お酒を飲みすぎる人のことが心配なら、アルコール治療の経験が豊富な専門家に、その人にどのようにアプローチすればよいかアドバイスを求めましょう。

正直、私もそこまで詳しくないので、
相談をうけても適切なアドバイスは難しいです。

「依存症対策全国センター」のHPをみると、
依存症専門相談窓口(依存症相談拠点)や
自助会の紹介があります。
まずはこちらにご相談(ご紹介)するのが良いかも。




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