私のやりたいことはなんだろう。
幸運にも他社のデイサービスの管理者のポストにつけるかもしれないと言うチャンスが巡ってきたその時、私は何を考え、何を求めるのだろうか。
自分が実現したい世界を綴ってみよう。何か見えるものがあるに違いない。
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まずはどんなデイサービスを運営したいか。
リハビリテーションのマインドをもとに、怪我や病気があっても年をいくつ重ねても幸せを感じられるサービスをしよう。
このデイサービスに来れて、スタッフと巡り会えて、幸せな人生だったと思っていただける事業所にしよう。
スタッフも一緒に喜びを分かち合えることに幸せを感じられる事業所にしよう。
自己実現と幸せを生み出そう。小さくてもいい。大きければもっといい。
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利用者とスタッフの自己実現を目指そう。
有名なマズローの欲求5段階説では、自己実現はピラミッド最上位だ。
生理的欲求
ベースとなる生理的欲求はプロとしての介護、ケアの充実が必要だ。人として本能として満たされるべき欲求をプロの目線で支援する。排泄ケアと規則正しい睡眠や食事など健康管理が最重要だ。安全の欲求
サービスを利用していることで心身ともに安全が確保されているだろうか。強いストレッサーを取り除き、安心安全を支えることはプロとしてのテクニックと情意で信頼を積み上げることで担保される。社会的欲求(所属と愛)
この事業所に関わるすべての人々が帰属意識を自然と持ちたくなるような雰囲気を醸成しよう。ここを利用してよかった、自慢できる、仲間がいる、紹介したい、また行きたい、ファンだ、ここで仕事したい、いい会社だ、自分の家族を利用させたい…そんなキーワードが生まれる風土を作ろう。承認欲求(尊重)
誰もが認められたい尊敬されたい本能がある。ここにリハビリテーションマインドの真髄がある。褒めるとは少し違う承認。すべてあるがままを承認し合おう。承認は安全欲求にも社会的欲求もつながるし、自己実現にもつながる。承認は幸せを生む薪だ。優しいまーるいハートの灯火が灯りつづけるための薪だ。幸せの種を蒔こう。自己実現欲求
自分らしく生きていくための気づきを提供しよう。一緒になって考えよう、声に出そう。成し遂げるためのチャンスを作ろう。できる能力を見出し、それを最大限生かして、スタッフが手となり足となり一緒になってチャレンジしてみよう。きっとそこに幸せの花が咲くだろう。それを見たみんなが微笑むだろう。
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