#2 読書で世界一周 |ペンギンの憂鬱 〜ウクライナ編〜
「読書で世界一周」は、様々な国の文学作品を読み繋いでいくことで、世界一周を成し遂げようという試みである。
ロシア(ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』)から出発し、今回は2カ国目のウクライナ。
アンドレイ・クルコフさんの『ペンギンの憂鬱』を取り上げる。
アンドレイ・クルコフ|ペンギンの憂鬱
著者のアンドレイ・クルコフさんは、ロシア語で文学作品を書かれているウクライナの作家である。キエフ在住で、本作『ペンギンの憂鬱』が、国際的なベストセラーとなっている。
『ペンギン