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4歳の片目弱視 3.母親の受け止め
こんにちは。近藤ろいです。
今4歳の上の娘は弱視治療をしています。「遠視性不同視弱視」といいます。
ここからのシリーズは、発見→治療開始 の後の話。
片目の弱視がある生活の中で、本人や周囲の受け止めなどを綴れればと思います。
前回は本人の受け止め(アイパッチをすること)についてでした。
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今回は私(母親)の受け止め。
赤裸々に書きます。
まあ、ショックですよね。
「ちゃんと生んであげられなかった」と3回くらいは思いました。
だけどその800倍くらい…
その800倍くらい、わかってよかったと思った
「今わかってよかったー!」とか
「今までの育てにくい要素、裏を返せば本人が困っていることにやっとたどり着けたのかも!」という安堵が大きかったです。
娘の視力に合わせた眼鏡を作ってもらい、それを覗き込んで見た時、
こんなに左右差があるのか!
左のレンズから通して見る世界ぐにゃぐにゃじゃん!
そりゃあ見えないわ!
とものすごく納得したのもよく覚えています。
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祖父母にどう言われるかな
余談ですが、上のような眼鏡を通して見える左右差バリバリの世界について眼鏡越しに写真を撮り、
「わが子が見ている世界はこんなに補正が必要な感じです」と写真共有アプリ「みてね」に載せたり、保育園に提出する一枚もの資料にも添付しました。
祖父母など、特にある程度の年かさの方にすれば「こんなに小さいのに眼鏡を掛けなくてはいけないの? かわいそう」という表情で接されることもあったのですが、
この眼鏡越しの左右差がある画像を目の当たりにすると、納得の表情に変わることがあり助けられました。
こんなに小さいのに眼鏡をかけることになってかわいそう
まあ、眼鏡を選ぶまでは思いましたね。
だけどニコニコで選んで、掛けて、「見える!」と喜んでいる健気な娘の姿を見ていたら、納得しますわ。
それに…暴論ですが、うちの子の美少女ぶりは眼鏡一個で隠しきれないんですよねえ(フッ)。
と、どの親でも思われることを私も思いました。
今では保育園にお迎えに行ったら、娘本体ではなくてまず眼鏡を探します。
私もずっとメガネでいよう
私自身は10歳ころから眼鏡を掛けて、大学生デビューでコンタクトにしました。
20代半ばの激務の時に「コンタクトなんぞしている場合じゃない」と眼鏡に替えて、そこからずっと眼鏡です。
あまりにも慣れてしまったので、あんまり不便さは感じないかな?
第二子を出産し、少し長めの育休を頂いている身分ですが(R6.4まで)、2度の出産・育児・育休を経るとすっかりオバサンくさくなるんですね。自分の格好を構うヒマがない。
それで色々改革中で、「コンタクトに戻そうかなあ」など考えていたところでしたが、娘の弱視と眼鏡着用がわかり、「私もずっと眼鏡でいよう」と思いました。
だって
娘「なんで最近、お母さんは眼鏡をやめたの?」
私「眼鏡って見栄えが悪いじゃない」
なんて言えないですからね。
とりあえず眼鏡そのものは、自分の顔の形と髪の色を再考して、新しい、おしゃれを意識したものに替えました。
眼鏡よりも、アイパッチ訓練の方が親としては負担が大きい
ほんとこれさあ…どうにかならないですかねえ。
アイパッチ着用で四苦八苦しているのうちだけ?
辛い時、自分のキャパシティを超えることが起きたと感じた時の私の方針は「とりあえず大声で助けを求め続けよう。自分の気に入る助けが入るまで」。
という思いで、このサイトを立ち上げた次第です。
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最後に…以下宣伝です
3歳児健診で見つかり、治療を受けることになった経過を描いた絵本を作ってみたり(有料販売しています)、
簡単にできる布アイパッチの型紙を提案したり、
習慣化アプリ 「みんチャレ」で励ましあうチームを作ったりしています。
てはまた〜!