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メガネくんの自己紹介
noteには紹介記事なるものがあるとのことで、早速書いてみました。
まずは自己紹介から
メガネくんと申します。
好きなものは本とメロンとキリンとメガネとコカ・コーラと甘いものな30代半ばの教員です。
特別支援学校教員で、現在は盲学校(視覚支援学校とも、目の不自由な子どもたちの通う学校)で勤務して10年になります。
noteをはじめたきっかけ
もともとnoteをはじめたのは、Twitterを再開したのがきっかけでした。
『10年後の仕事図鑑(堀江 貴文/落合 陽一)」』
という本を読み、将来の自分のキャリアやポジションを考えたときに、もっと意識的に視覚障がいをはじめ特別支援教育に関する知識や情報を集め、また発信していかないと生き残っていけないなという危機感と後輩のアドバイスからTwitterを再開したのです。
名前も改めたTwitter(メガネくん@盲学校からの発信)では、視覚障がい当事者の方をフォローさせていただいて生の声を聞いたり、視覚障がいに関する情報を集めたりしていました。またポツポツと自身の視覚障がいに関する知識や情報、想いを発信するようになりました。
視覚障がいと視覚障がい教育(#盲学校からの発信)についてTwitterで発信した内容はnoteにまとめています。基本的に無料公開です。随時作成更新中。https://t.co/Zf7WILmt5m
— メガネくん@盲学校からの発信 (@tattumiiii) April 9, 2019
教育や読んだ本など日々思うことをブログに綴っています。https://t.co/Avq4MpaNWY
その中で、バラバラに発信された情報をまとめ、振り返りができる記事の形にすると便利ではないかと思い、Twitterで出会ったnoteをはじめたのです。
障がい(特別支援教育)との出会いと関わり
大学時代までは、正直、障がいは遠い世界の話だと思っていました。大学に入り、縁あって手話を学ぶことになり、そこの先輩から福祉の世界へと誘われ(連れ込まれ)ました。
障がい児学童(今で言う放課後等児童デイサービス)でバイトしたり、昼間はその事業所の指導員をしたり、先輩から引き継いでガイドヘルパー(知的・身体)の資格を取って身体障がいの方のヘルパーをはじめたり、その関係で相談支援事業所がしている支援学校生徒対象の余暇活動ボランティアに関わったり、そこからガイドヘルパーが広がったり、利用者さんに頼まれてグループホームのキーパーをしたり、聴覚障がい施設の方のボランティアで海外へ旅行に行ったり(手話通訳兼介護)…と気づけばどっぷり福祉の世界に浸かっていました。
また並行して高校生対象の進学塾講師のバイトもしていて、そこで教えることや悩みを聞いたりダラダラ喋ったりするのが楽しく、教員の道を目指すことを決めていました。
いろいろあった大学卒業前の講師登録の際、当初は高等学校を希望していたのですが、支援学校からのお話があり、「ここで支援学校に行ったら、今までの経験もあって特別支援教育の道に進むんだろうな」と思いながら、縁あって知的の支援学校に勤務しました。
初めての支援学校勤務では、大変忙しく、かつ楽しい時間を過ごし、働きはじめる前の予感通り、特別支援の道を志すようになります。
その後、盲学校へ転勤し、視覚障がい教育と関わって2019年で10年目になります。
盲学校では、フロアバレーボールやグランドソフトボールなどの視覚障がいスポーツで、アイマスクを着用して全く見えない状態でプレイするようになりました。現在も社会人のフロアバレーボールチームに所属しています。そのお陰か、普通の晴眼の方に比べれば、視覚障がい当事者の方の世界が少しわかるのではないかと思います。
また最近ペースは落ちましたが、ちょこちょこ外部の研修会にも参加するようにしています。
そんな関係もあり、それまでも校内研修会の講師をしたりしていたのですが、あるきっかけで、「視覚障がい教育や特別支援教育の専門性ってなんだろう?」と考えるようになり、いろいろと視覚障がい関係の本を読んだり、Twitterで情報を集めるようになり、なんとなく盲学校の中でいろんなことを知っているつもりで、実は「井戸の中の蛙」になっている自分に気づきました。
なので視覚障がい関係の情報を集めたり、それらをまとめて発信するようになったのです。noteをはじめた理由とここでリンクします。もちろん自分のためでもありますが。
どんなことを発信しているの
現在は3つのマガジンを作成し、それに合わせた記事を作成しています。複数のマガジンに登録されている記事もあります。
見えない・見えにくい形へ向けたいろいろと役に立つ情報のある記事を掲載したマガジンです。
例えば、選挙、スマートサイト 、便利グッズ、点字のあるもの、触ってわかるもの、点字メニューのあるお店、奨学金、受験時の配慮事項、当事者団体、福祉サービスなどの情報が掲載されています。
視覚障がいのことをあまり知らない方や教育関係の方に向けた情報を発信するマガジンです。視覚障がいに興味が出てきた方は、「見えない・見えにくい方への情報提供」も覗いてみてください。
視覚障がいの世界の紹介、見やすい板書やプリントの作り方、点字から視覚障がいの世界に出会ったときに大切にしてほしいこと、視覚障がい教育からいろんな教育へと活用できるような情報を掲載した記事があります。
視覚障がい教育に限らず特別支援教室全般について発信する記事をまとめたマガジンです。
受験時の配慮や福祉サービスなどの記事があります。今後もうちょっと増やしていくつもりです。
現在の内容はこんなところです。ペースはぼちぼちですが、少しずつ記事を増やしていくつもりです。当初は情報をまとめた記事が多かったのですが、盲学校での実践発表や視覚障がい関係の施設やイベントの体験記事なんかも書くようになってきました。
いろんな記事を通して、視覚障がいの方が情報を活用されたり、それまで障がいの世界と縁のなかった方が視覚障がいや特別支援教育について興味持ってくれたりすると嬉しいです。
以上、よろしくお願いします。