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おジャ魔女どれみ似顔絵コンテスト、の話

女の子向けアニメ「おジャ魔女どれみ」に、ドハマりしていた時期がありました。

美少女キャラに萌え〜♪とか、そーいうハマり方ではありませんです。
ストーリー性と、ギャグシーンなどが好きでした。

はづきちゃんのメガネがキュピーンてなったり、オヤジーデの存在が忘れられていたり、玉木麗香が実は面白キャラだったり、とにかくいろんなところが大好きでした。

そんな折、今は無きケイブンシャが主催して、おジャ魔女どれみ似顔絵コンテストがおこなわれることになりました。

なんと、出演声優さんが自ら優秀作品を選ぶという、ファンにはたまらないイベントでした。

私は当時22歳。応募の年齢制限がないのを良いことに、優秀賞(5枠)を総取りする気まんまんで、応募することにしました。

完成ハガキに、「どれみ」のキャラクターの似顔絵を描いて応募するという、とてもシンプルなものです。


まず、ハガキを30枚用意します。


そして、1枚につき1キャラクターの似顔絵を描きます。

どれみのクラスメイト全員分(女の子のみ)の似顔絵を描きます。


30枚を輪ゴムで束ねて投函します。


ふぅ。


あとは結果を待ちます。


たぶん、どれかの賞は取れる気がしていました。
だって大人の画力で描いたんですもの。

他の応募者は、おそらく10歳にも満たないおチビさん達でしょう。
10代の応募でさえ少ないんじゃなかろうか。
そこに、成人済みの、しかも男がね、受賞しようもんなら悪目立ちするわいなぁ。

気持ち悪いオタクと思われるかなぁ。


応募取り消しできるかなぁ。


などと考えているうちに、結果発表となりました。

発表は、おジャ魔女どれみファンブック誌上に掲載されるとのことでしたので、発売日に書店に走りました。


じゃじゃーん!


なんと、マジで優秀賞を取りました。

ももちゃんを描いたやつが、見事に声優さんのハートに刺さったようです!

ふっふっふ。
今と絵柄があんまり変わってないですね(笑)

ほかの受賞者は「◯◯県の⭐︎⭐︎⭐︎ちゃん(9歳)」とかだったのに、ももちゃんのだけ「福島県の研究太郎さん(22歳)」で、やはり悪目立ちしておりました。

うーん、良い思い出ですな。

あれから22年経ったというわけか。

このときに応募していたおチビさん達も、今頃はお母さんになったりもしているんだと思うと感慨深いですな。

私は今も昔も変わらず、愉快なお兄さんでおりますぞ。

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