まるで進撃の巨人と巨人はバカなのか問題
twitterで流れてきたのでメモ。
アンリ・カミーユ・ダンジェ(Henri-Camille Danger)(1857~1939)
まるで進撃の巨人なんだけど、他のもこんな作風なのかと思ったら案外そうでもないみたい、ということと、彼単独の画集は出ていないっぽいなぁ。
オルセー美術館所蔵。
英語のジャイアントはギリシア神話のギガス(ギガンテス)由来。知能が低く乱暴で、人を食べたりすることになっている場合が多いのだけど、巨人に対する低脳イメージの形成って何故、というか何の影響なんだろう。
知性と腕力を対立する概念で捉える傾向が元になっているのかな。
しかもそれらはなかなか両立されないものとして認識されているが故に文武両道なんて言葉もあるわけだけど。
で、巨人は当然、力が強い。デカイから。
力強いってことは頭は弱い、みたいなそういう連想な気がしてきた。
ヴォルテールにミクロメガスという変な作品があって、
巨人が宇宙を旅して地球に来るんだけど、
ほとんど見えない小人である人間たちと対話してみると、
めちゃくちゃ傲慢、っていう風刺が効いてる作品。
巨人が宇宙から来る時点でかなり奇想なんだけど、
巨人=頭悪いみたいなイメージの逆を打ち出してるのもユニーク。
まぁきっとヴォルテールも18世紀になんで巨人=頭悪いってのおかしくない?むしろそういう発想自体に潜む人の傲慢さを皮肉ってやろうって思ったんだろね。
『ミクロメガス』はボルヘスが編んだ短編集、『バベルの図書館』に収録されてる。
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