大人の私が子供のままの私を育て直していく
今日やっと気づいたこと学んだこと。
子どもなら許される行為と大人としての振る舞いがぐちゃぐちゃになっていた。分別のない人間になっていたんだ。
ただ、だからといって、もう手遅れだと決めつける必要はなくて。気づいたときから学んでいけばいい、身につけていけばいい。
そうしたいと心から思うなら。
◆◆◆
ここ数日、ある人からの勝手な決めつけによって私はとても傷ついていた。
その一連の経緯を信頼できる人に充分に聞いてもらったうえで、「あなたはどうしてほしかったの?」とたずねられて。
私の気持ちを想像して、察してほしかったんだよと返したんだ。
すると、「言わなくても分かってくれ、察してくれ」は言葉が未熟な幼児までなら許されること、あなたは大人だよ、と投げかけてくれた。
その言葉を何度も反芻するうちに、私は相手を100%悪者にして、自分をかわいそうな被害者に仕立てあげていたことに気づけた。あろうことか幼児退行までしていたのかと。
少し自分を落ち着かせて、助言をもらいながら「私はどうしてほしかったのか」を言葉にしていく。
勝手に決めつけないで私は自分の気持ちを聞いてほしかったんだ、そして、それを相手を悪者にせずにちゃんと言葉にして伝えたいと思った。
実際に伝えることは心臓が口から飛び出るほどこわかった。
今までは黙って腹を立て続けるか、「ふざけんじゃねえ!」と怒りを爆発させて暴力的な態度をとって関係を壊すの二択しかなかったから。
◆◆◆
結果、相手は私の気持ちもちゃんと聞いてくれ、一方的に決めつけてしまったことをお詫びされ、こちらも相手の複雑な事情を知ることができて、終始穏やかに無事に伝えて終えることができた。
と、今までとは全く異なる結果に自分でも呆気にとられていて。ふえぇ?相手を憎まなくていいんだ!関係を壊さなくていいんだ!こんなに心穏やかに終わっってええの?っていうくらい今も驚いてる。
この歳になってやっと気づけた、学べたことを心からうれしく思ったんすよね。
たぶん、これ以外にも自分には子どもなら許される行為と大人としての振る舞いが分からずにぐちゃぐちゃになっているところがあるんだろう。それを知るのは自分に嫌気がさしてしまうけれど、でも、気づいて学び直していくことは私にはよろこびでもあるんだよなと今回の件で感じたのよね。
私は私自身に向けて言いたい。
もう手遅れだと決めつける必要はなくて。気づいたときから学んでいけばいい、身につけていけばいい。そうしたいと心から思うなら。