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ウィリアム・グラッドストンについて
こんにちは。映像作家で小説家の榊正宗です。
アーヤと魔女が延期を経て8月27日から劇場公開されるそうです。このアニメ、去年の年末に、NHKで放送されてましたよね。NHK版は見ました。劇場版は、NHK版に手を加えたものになるそうですが、どのくらい変更されるんですかね~。NHK版は面白かったんですが、ラストが唐突に終わった気がしました。それにしても、珍しく宮崎監督がべた褒めですね。たしかに、アーヤという主人公は、強烈で、魅力的なキャラなんですよね。
さて、今日のテーマは「ウィリアム・グラッドストンについて」です。
🔳ウィリアム・グラッドストンとは
19世紀後半のイギリスは自由党と保守党の二大政党時代でした。自由党を代表する政治家がグラッドストンです。
第一次: 1868年-1874年、第二次: 1880年-1885年、第三次: 1886年、第四次: 1892年-1894年と4回首相になっています。
保守党のベンジャミン・ディズレーリとはライバル関係でした。
🔳幼少期
グラッドストンは合理主義とスコットランド風の情熱を併せ持つ家庭に生まれました。父はどんな些細なことでも討論をもって決するよう教育したそうです。この教育方針のおかげで、グラッドストンも議論好きになったとのだとか。
🔳アヘン戦争に反対
グラッドストンは、若い頃にアヘン戦争に反対しています。
たしかに中国人には愚かな大言壮語と高慢の癖があり、しかも、それは度を超しています。しかし、正義は中国人側にあるのです。異教徒で半文明的な野蛮人たる中国人側に正義があり、他方のわが啓蒙され文明的なクリスチャン側は、正義にも信仰にももとる目的を遂行しようとしているのであります。
しかし、議会での採決結果は、開戦賛成271票、反対262票でイギリスはアヘン戦争に突入することになりました。
🔳キャサリンとの結婚
グラッドストンはイタリア旅行中に、妻となるキャサリンと知り合いました。
グラッドストンは彼女に告白したそうですが、彼女は返事をせずにその場を立ち去ってしまったそうです。振られたと思ったグラッドストンでしたが、後日キャサリンから「貴方の申し出を受けるにはもう少しお互いをよく知らなければなりません」という手紙が送られてきて、交際を継続。
キャサリンがグラッドストンの求婚に応じたのは6カ月後だったそうです。
🔳教育法
イギリスはフランスに比べて初等教育の普及では大きく出遅れており、教会が建てた学校に政府が補助費を出すだけだったそうです。そこで1870年に自由党のグラッドストン内閣の手で教育法が制定されました。
公立学校が設立され、後に初等教育は義務制となりました。これによってそれまで4分の1だった初等教育の普及率が、1910年には4分の3までに上がったそうです。とはいえ、中等教育を受けることができたのは一部の貴族だけで、教育の身分格差は大きかったそうです。
🔳労働組合法
1840年代ごろのイギリスの労働組合運動は、資本主義の中で合法的な地位を占め、資本家と対等に交渉して労働条件や賃金を改善する程度には広まっていましたが合法ではありませんでした。
1871年にグラッドストン自由党内閣のもとで労働組合を合法とする労働組合法を制定するのに成功し、ストライキ権(争議行為)も認められるようになりました。
🔳アイルランド問題
当時のアイルランドは、イギリスの地主に対して小作人であるアイルランド人に不利な地代を払わされていました。グラッドストンは、アイルランド土地法を成立させ、この問題を解決しようとしました。
しかし、アイルランド人の不満は土地の問題だけではなかったようです。
晩年、グラッドストンは、アイルランドの自治を認める法案も推進しますが、この法案は反対されて実現しましせんでした。
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