反反AI活動の合法性と倫理性について
近年、SNS上で反ワクチンの議論が盛んになる中、これに対抗する「反反ワクチン」という言葉が生まれました。これは典型的なレッテル貼りの一種であり、反反ワクチンと呼ばれる人々の多くは、デマに対して間違いを指摘しているに過ぎません。
これと同様に、「反反AI」という言葉も登場してきました。反AIに対して苦言を呈することが、あたかも悪いことのように見えるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?
私は反AIに対して苦言を言っていますが、これは反反AI活動に該当するのでしょうか?私の主張は、AIそのものの是非ではなく、誹謗中傷や営業妨害、不正な言論操作などの違法な手段を用いて自分たちの主張を広めることに対するものです。
合法な反論の重要性
AIを批判することは表現の自由の一環です。しかし、キャンセルカルチャーは表現の自由そのものを萎縮させ、健全な議論を妨げる問題があります。厳しい言い方でも、相手の間違いを指摘するのは言論の自由の範囲内です。したがって、反AIに対して苦言を呈することは何ら問題ありません。
問題となるのは、逆キャンセルカルチャーです。これは反AI的な意見をしている人物を違法な手段をもって追い込む行為です。反反AIと呼ばれる人が問題となるケースは、反AIに対して違法な手段を用いて潰そうとする場合です。
適切な反論の方法
反AIに反論することは合法であり、言論の自由です。ただし、名誉毀損は反論においても発生するため、特定個人に反論する際は冷静かつ丁寧な言葉で行うべきです。丁寧な言葉で間違いを指摘した方が、冷笑的に感じられ、逆に怒る人がいるかもしれませんが、違法性がない限り問題はありません。
私としては、政治的な目的で過剰にAIの利用者を攻撃する反AI活動家のキャンセルカルチャーに対して、騙される人を一人でも減らす活動が大切だと考えています。反AI活動家を説得して意見を変えさせるのは難しいため、新たに騙される人を減らすことを目指しています。
結論
AIの問題点を議論することは重要です。AIにはまだ多くの問題点があるものの、全否定するのではなく、活用しながら改善していくべきです。全くAIを使わない人の意見でAIが規制されるのは困ります。反AI活動家のように、細部の問題を大袈裟に主張し、違法性がないものを違法であるかのように吹聴するのは問題です。
したがって、反反AIというレッテルを貼らず、問題のない範囲で反論を行うよう心掛けましょう。反AIに対する合法な反論は言論の自由の一環であり、違法な手段を用いない限り問題ありません。
キャンセルカルチャーの問題点は下記を読んでください。