見出し画像

こども庁について

こんにちは。映像作家で小説家の榊正宗です。

画像6

すごくどうでもいいですが、1234567まで揃った瞬間を捉えました!5日前だったら8までそろったのに!時計を見て偶然数字がそろってるとなんだか嬉しいですよね。

さて、今日のテーマは「こども庁について」です。最近よく聞く言葉ですが、わたしは「こども銀行」みたいな玩具の名前かなと思っていましたが、どうも真面目な政治の話のようです。この機会に調べてみたいと思います。

画像1

🔳こども庁とは

こども庁とは、まだ存在しない新しい庁の設立構想です。実現すれば、子どもに関わる政策を一元的に担当する省庁になると言われています。

現在、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、認定こども園は内閣府の管轄となっています。また、教育は文部科学省、子育ては厚生労働省、虐待があった場合には警察庁が担当する構造になっています。

ちょっとぉ!いくらなんでも、分かれ過ぎじゃないですか!!!

子どもに関わる問題を一元的に担当できれば、効率的な対応が可能になると言われています。というか、むしろ、この状況を放置したらまずいのでは???

具体的にどのようなことを行うのか、どこまでを管轄できるのかまでは現状では詳しくは分かってないそうです。就学前の子どもの政策を所管する組織として検討されている模様です。そのため、保育園や幼稚園など就学前のお子さんに関連する政策を一元的に扱い、虐待や貧困など福祉に関する政策も取り扱われることになると思われます。

つまり、幼保一元化構想になると思われます。

なお、ここ最近急に、この構想の話が出てきたのは、山田太郎議員が、菅総理にあって以降だと言われています。山田議員のプレゼンを、菅さんが評価したそうです。

現在、山田議員や元厚生労働政務官の自見英子氏によって、こども庁設立に向けての党内の勉強会がすすめられているのだとか。

画像1

🔳幼保一元化構想とは

「幼」稚園は文部科学省が所管しています。ところが、「保」育所は厚生労働省が所管しているのだそうです。
所管省庁だけでなく、根拠となる法律や対象年齢など、その成り立ちが異なる2つを統合し、制度を一本化しようというのが「幼保一元化」です。

しかし保育所と幼稚園には、それぞれ全国組織の業界団体があり、一元化には反発も強いそうです。どうやら、保育所は橋本元総理、幼稚園は森元総理と、2人の元総理大臣が担ぎ上げられており、自民党内部でも折り合いがついてないのだとか。

そういった背景もあり、幼保一元化構想は、過去何度も出てきたそうですが、その度に頓挫してきた歴史があるそうです。

小泉政権で議論された幼保一元構想は、2006年に「認定こども園」という折衷案のような形で具体化されました。ところが、当初想定していた形ではなく、より事態が複雑になったとも言われています。文科省か厚労省のどちらかに絞ることができずに、内閣府が見ることになったからです。

つまり、一つに統一するどころか、管轄がさらに増えて3つになったわけですね。

画像1

🔳どこが担う?

こども庁の運営については、過去の失敗と関係省庁の思惑もあり、現在4つの案があるそうです。

①文部科学省設置案
「こども庁」を文部科学省の外局にした上で、小中学校の義務教育を担う部局などから、子どもの福祉や保健と関連の深い課の業務を移す。こども政策担当大臣を内閣官房に設ける案。

②内閣府設置案A
「こども庁」を各省から独立した組織として内閣府に新設し、義務教育も所管する案。

③内閣府設置案B
「こども庁」を各省から独立した組織として内閣府に新設し、義務教育は切り離す案。

④こども「省」案
義務教育の幼児までの拡大を検討した上で、義務教育も所管し、庁ではなく「こども省」にする。

なかなか、ややこしいですね。個人的には④が良さそうに思います。そもそも、省と庁はどう違うのでしょうか。

省と庁の違い
省は委員会や庁などの外局や内部部局、審議会、地方支分部局などから構成されています。官房、局、部、課、室から成るのが内部部局です。「庁」は、内閣府設置法や国家行政組織法において外局に位置付けられている組織。行政事務の処理をする上で、内部部局では大きすぎるときに設置されます。

ちょっと分かりにくいですね。企業で言えば、省が親会社で、庁が子会社のようなものだそうです。つまいり、庁は省に属する組織なんですね。

こども庁の創設が難しいのは、大きな支持基盤を得られるにも関わらず、庁という微妙なレベルで進めているからではないでしょうか。

日本の少子化は、今後の日本の衰退に大きく影響する重大な問題です。ここは、思い切って省として、こども省を設立して完全な一元管理を実現するプランが良さそうに思えました。

今日は、「こども庁について」調べてみました。もしお役に立てましたらポチッと💗マークお願いします!普通の日記という地味なタイトルのマガジンですが、知的好奇心を刺激するテーマで、毎日更新していますので、過去ログもぜひ御覧ください。

画像1

(引用元URL)

※このnote記事の画像や文章は下記URLから引用したものを一部使用しています。引用に問題がある場合はご連絡ください。また、わたしの記事に疑問を感じる方はリンク先もぜひ御覧ください。

画像1

普通の日記は毎日更新しています。もし、なにかの参考になりましたら💗マークをぽちっと押してももらえると嬉しいです。

小説の連載、Blender講座や世の中にどうしても伝えたい記事も書いてます。こちらも読んでいただけると嬉しいです!


いいなと思ったら応援しよう!