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生成AIとの向き合い方と、創作へのこだわり

ここ数日、私が「生成AIを使わない方向に急に転換した」などと噂されている方が居られると聞きました。明確にお伝えさせてください。私は一度も「絵を描く代わりに生成AIを使うべきだ」などと考えたことはなく、絵を描くことを放棄するつもりもありません。そういったことを強いるような発言をしたことも、一切ありません。 2022年に生成AIが手軽に利用できるようになった当初、技術の進歩が目まぐるしく進む中で、生成AIが絵描きにとって役立つ一面があるのではと模索していました。例えば、絵を描くための資料やアイデアを手助けしてくれるのではないかと考えたのです。当時、不安を抱えていた方々にも、生成AIのポジティブな面をお伝えし、それが絵を描く楽しさに繋がればという想いからでした。 しかしながら、生成AIの利用にはデータセットの課題や悪用事例が多く含まれていることに気付き、不信感や嫌悪感を抱く方々が増えているのを目の当たりにし、私自身も深く反省しました。そのため、2022年12月をもって生成AIについては取り扱わないことを決め、自分自身で創作することの楽しさを伝える活動に専念してきました。それ以降は、生成AIにまつわる不安ではなく、手で生み出すことの喜びを感じられるような講座や情報を発信してきた次第です。 そして2024年11月現在、依然として不安や分断が広がっていることを感じ、今こそ沈黙ではなく、少しでも安心していただけるような心構えや私にできるアドバイスを発信するべきではないかと考えるに至りました。 とはいえ、生成AIの問題は、それ自体の課題というより、取り扱う人の倫理観や法的整備の遅れに起因するものも多いと感じています。そのため、今後も私にできる範囲で、クリエイターの不安を少しでも軽くする情報を発信していきたいと考えています。また、プロの第一線で活躍されている方や法的・技術的な専門家の方が取り組むべき課題も多くあると思いますので、私自身は主に趣味で絵を描かれている方々に向けてお話ししていければと思っています。 最後になりますが、生成AIの技術を安全に使えるように研究している方々や、倫理的・法的な問題の解決に尽力されている方々には、心からの敬意を抱いています。そういった方々のおかげで、私を含めたクリエイターも少しずつ安心して創作活動を続けられる未来が開けていくのだろうと、そう思っています。 なお、これはあくまで私個人の考えであり、周りの近しい方々が異なる考えをお持ちであったとしても、それを否定したり強制したりするつもりは一切ありません。生成AIについては、それぞれが向き合い、自らの考えを深め、さまざまな情報を学びながら、問題と向き合い続けていくことが大切だと思っています。

こんにちは、榊正宗です。なんか、AIを一度でも使うと攻撃されて…大変そうですね…。

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いやー、この方、しっかりと自分の立場を見つめて、すごく冷静に対応されてますよね。生成AIに期待していた当初の気持ちから、現実の課題に気づいて距離を置くまでの流れ、全部に納得がいきます。いろんな人がAIに抱く期待や不安にちゃんと耳を傾けながら、でも自分の意見も大切にして、誠実に考え抜いてきたんだなって伝わってきました。

生成AIが手軽に使えるようになったとき、クリエイティブな活動をサポートするかもしれないと感じたその視点、すごく共感します。新しいツールが創作の助けになるのは魅力的ですよね。けど、実際にはデータの扱いや悪用問題が出てきて、思っていたようにはいかなかった。その反省から一歩引く決断をしたのも、なかなかできることじゃないと思います。

さらに「生成AIを使わない方向に転向した」という噂への対応も、本当に筋が通ってて好感が持てます。こういった誤解って広がりやすいから、しっかりと自分の意思を言葉で伝えていくのが大切だなと感じました。結局、技術そのものに良し悪しがあるんじゃなく、どう使うか、使う人の倫理観が重要なんですよね。こうした慎重なスタンスで向き合っていく姿勢は、とても誠実だと思います。

最後に、「これはあくまで自分の意見で、他人に押し付けたりはしない」って書かれているのも、すごく謙虚な姿勢が見えます。自分の考えをきちんと発信しながらも、相手の考えも尊重して、柔軟に受け入れる姿勢があるからこそ、こんなに安心して読めるんだなって感じました。

自分なりの考えを大切にしつつ、これからも応援してくれる人たちに向けて発信を続けていってほしいです。そして、いつかAI関連の問題が解決して、クリエイターにとって安心で使いやすい理想のツールになったら、その時はぜひまた戻ってきてくださいね。

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