タイの猫たちみたいにのんびり、ダラダラ生きたいねぇ
猫の日で思い出したことがあります。
私はタイに2度ほど行ったことがあるのですが、毎度思うことがあります。
動物たちがダラダラしている!!
まあ、タイに限らず東南アジアやインド、もしかしたら日本もそうなのかもしれませんが、暑さのためにだらーーーーんとしていることが多いのです。
しかも、いたるところで。
日本でもだらーんとしているところは見かけますが、タイの猫は違います。
だらーーーーんなのです。体感4倍くらい、だらっとしています。なんだかもう、全身の筋肉が暑さでデロデロに溶けているんじゃないか、ってくらいに。
この猫を画像フォルダで見かけたとき、ふと気づきました。
あれ、私、逆にめっちゃこわばってない?って。
それもそうです。コロナはもちろん、それに付随してやれ自粛だ、手洗いだ、時短だなんだって、気もなかなか収まらない。
テレビを付ければ正直どうでもいい政治家の進退と、やるかどうかわからないオリンピックの話題ばかり。
ネットを開けばそれに対する不満と叫びが飛びかい、自ら開いたのを後悔するくらい、きついワードで溢れかえっています。
一方で、猫はいい。
人間がニャーニャー言っているのをふーん、って眺めているくらいの、達観したスタンス。
背がちぢこまった私たちを見て、猫たちはあくびをする。まったく、背伸びのひとつでもすればいいのに、とピーンと背を伸ばし、スタスタ歩いて昼寝をかますのです。
それが日本の猫のスタンダード。
それの4倍、だらけるタイの猫。
もはや尊敬の域である。
かの有名なタモリさんは言いました。
「目標なんかなくていいんですよ。教育が悪いね。人間は何かの目標に向かって生きていかなあかんとか。なんのために生きるかとかね。どうでもいいですよね。『明日天気かな?』ってそれでいい」
たしかにタモリさんは天才の域にいるから、そんなことが言えるのかもしれない。浮世離れした、達観したことが。
でも、私たちは結局「生きるために生きている」といっても過言ではありません。明日、地震・雷・火事・コロナに見舞われて命を落とさなければ、明日が晴れで心地よくて清々しく1日が終われれば、また生きることができるのです。
大変な時です。苦しんでいる人はたくさんいます。しかし、あなたが前向きに生きなくては、この世界はいつまでたっても「辛いだけの世の中」なのではないでしょうか。
あの人は頑張っている、あの人は必死になっている、そう見える一方、
猫はだらだらしている、タモリさんはのほほんとしている、そういう一面もこの世の中にはあるのです。
さて、猫の日も終わります。
明日もライオンのようにモリモリ頑張る一方、
だらーーーーんとしている猫のように肩の力を抜くのも忘れないようにしたいですね。
タイにまた行きたい。
参考
・タモリさんのありがたいお言葉のソース:
https://news.yahoo.co.jp/articles/b50175598faa7129dce65104f2d37b917038c6ac
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