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小説に出てくるホテル④ ホテルコンチネンタル

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私は、ホテルが出てくる小説を読むのが大好きです(ホテルが出てこなくても好きですが🤣)。

行ったことがないホテルなら想像しながら楽しみ、行ったことがあるホテルなら、懐かしく思い出す✨

ホテル・コンチネンタル・サイゴン(1880年開業)

このホテルが出てくる小説は、グレアム・グリーン著「おとなしいアメリカ人」。小説より映画「インドシナ」のほうが有名かな?カトリーヌ・ドヌーヴが出演しているもの。私は映画は観ていないんだけど、このホテルが舞台になったと聞きました。

小説の中で、ホテルのシーンは詳細に描かれているわけじゃない。だけど、だいたいこのホテルのバーで飲んでいて、ほとんど居間😆

物語は、インドシナ戦争中にイギリス人特派員がとあるアメリカ人と出会うことで始まるんだけど、その出会いの場がコンチネンタルホテルのバー

ふたりの物語が展開していく要になるインドシナ人の女性と出会うのも、誰かと待ち合わせをするのも、仲間とおしゃべりをするのも、コンチネンタルのバー

物語が展開していく1950年代のサイゴンは、このコンチネンタルホテルマジェスティックホテルが双璧。どちらもドン・コイ通りにあるんだけど、この界隈で話は展開していきます。

私がコンチネンタルに泊まったのは2012年のことで、写真もサムネに使ったもの1枚しか撮ってなくて。 ホテルのサイトは新しくなっていて、客室の名称も変わってるわ💦

宿泊したのはオリエンタルスイート(っていう名前だったはず😅)というクラシックな客室で、絨毯が青かった。豪華絢爛というよりは品行方正というか、ちょっと共産主義の名残を感じるようなハイクラス感っていうのかな…

天井はすごく高くて、スイートだから当然なんだけど客室も広くて。リビングとベッドルームに分かれているタイプじゃなくて、ベッドルームがふたつだった。

それぞれのベッドルームの奥のほうに、ちょっとしたリビングみたいな寛ぐスペースが。現在のオペラスイートかなあ?

ワクワクで客室に入ったんですが、感じてしまった。なんとも言えないあの感じ😰 もちろんお部屋はおしゃれだし、清潔に掃除されてるんだけど、そういう目に見えるものじゃなくて。

そしたら夜中に、ギィ〜ってどこかの扉(とにかく扉の多い部屋だった)が開いて。その音で目覚めてから、もう眠れなくなっちゃって🤯

古い建物だから、なにかの拍子に扉が開いてしまったんだろうけど、あの音!思い出してもちょっと怖い。ひぃ。

しかも、このベトナム旅行の帰りに空港で倒れて病院に運ばれ・・。処置された後は無事に帰ってこられたし、飛行機に乗ると貧血や低血糖で調子悪くなることもあるから関係ないだろうけど、関連が頭をよぎる…😨

でも!中庭にあるガーデンレストランパティオでの朝食(このレストランの名前も変わってるぽい)はとっても気持ちよかったし、改めてホテルのサイトを見ていると、また泊まりたいな〜✨って😆

ご紹介した小説は泊まったあとに読んだから、小説の世界観に浸りながら(フィクションながら当時の事実を反映している作品なので余計に)ホテルを見つめてみたかったな〜って。

次に行くことがあったら、絶対バーを訪れたい🍸✨



・トップの写真は自身で撮影したもので、お目汚し失礼いたします🙇(恐ろしくフレーミングのセンスがなく、たった1枚だけ撮った写真がコレなんて絶望だったんですが、公式サイトから写真が拝借できませんでした)

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新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨