どうしたらいいかわからないから、助けて欲しい。 五体満足で今の今まで生きてきて、甘えだと思う。でも、助けて欲しい。 腰からくる脚の痛み。精密検査で靭帯骨化症によるものとわかった。 最初は簡単に考えていた。死ぬわけでもないし...と。 日が経つにつれ、脚の動きが悪くなるのが顕著になってきて、仕事でも終盤には脚の痛みで歩くのもやっとだった。 障がいを持つ子たちの介護、急に走り出す子に対応するのも難しい。おむつ交換で中腰になるのも難しい。何より、障がい者が障がいを持つ子達
障がいではないけど、障がいを持って初めて気付いた。障がいを持つ人が働いて、普通の暮らしするのがどれだけ難しいか。難病と言われ、でも認定はおりない。身体は動かない。仕事も制限され、収入も減り、どう生きていこう。
まだ小さな頃、TVやマンガの人物が難しい病気だったりして、それが特別な感じがして、少し「自分ももしかして?」とか思ったりもしながら、至って健康に過ごしてきて、特別大きな怪我もなく、大人になった。 今思うと、なんて不謹慎と思うが、子供の自分にはそれが理解できなかったし、きっと、父も母も仕事で家に居ない事多くて、兄も歳が離れていていなかったから、寂しかった思いがそう思わせていたのかも...。 時はたち、今、40歳目前。 20代の頃から腰痛持ちで、ヘルニアの診断を受けた事もあ
2ヵ月の休職の後、仕事へ無事復帰できた。 しかし、それまでやっていた担当は全て、次年度から外され、支援業務と資格取得に励んで...と。 勤めて半年も経たない新人には担当があり、私にはない。耐えるしかない。 担当を少しでも戻してほしいとお願いはしたが、それは叶わなかった。 そして言われた。 あなたがもし、今の状況に耐えれず、体調が悪くなるようなら、この仕事はあなたにとっての天職ではないと思う。天職なら何があっても頑張れるはずだから。 意味はわかる。理解ができない。
私にとって、一番の心の薬、それは、子供達の笑顔。 素直な真っすぐな笑顔。 仕事でこの子たちと過ごし、カタチとしては、この子たちを介助するという事になっている。 でも、実際は介助なんてしていない。私はお礼をしているだけ。この子たちが私にくれる、素直な真っすぐな笑顔に。 私の不自由な心を、この子たちは支えてくれる。だから、そのお礼に私は、この子たちが苦手な事を少しだけ手伝っている。 この笑顔を大切にしたい。私はこの子たちの笑顔のために生きていきたい。
生きがいを聞かれた時、自分の大好きな趣味を答える人もいるかもしれない。 きっと自分も昔はそうだったと思う。釣りが趣味で、楽しくて、それができなくなることなんて考えもしなかったから。 でも、今、うつ病を経験して、趣味は生きがいではないことに気付けた。うつ病になり、釣りが全くできなくなったから。 自分の生きがいは「仕事」だった事に気付いた。 生きがい、生きる意味、仕事に対して持っていた自信が、一つ、また一つとなくなり、心の形を作っていた柱が全て折れ、崩壊した。 こんな経
昨年末、仕事で先輩と衝突。結果、自分の誤ちに耐えれず、心が折れ、2ヶ月の休職(ドクターストップ)となった。 そして、薬のおかげと休養で、ようやく復帰出来そうとなった矢先、来年度からの仕事分担表を見て、再び、心がきしみ始めた... きっと、職場の人は、うつを持つ私に、仕事での負担があまりかからないようにと気を使って分担をなくしてくれたのだろう。 また復帰もまだ決まってなかった時に決めたことなので、分担するにも出来なかったのだろう。 普通に考えれば、ありがたい事だし、分担
私の職場では年に2回、上の方と面談する事になっている。 去年の夏の面談で、私は上の方から、一緒に働く仲間からの言葉を聞いた。 「うつ病の人と一緒に仕事はできない」 上の方は私にとても申し訳なさそうに話してくれた。ただ、これを聞いた私は、なんだか心のモヤモヤが晴れたような、とても清々しい気分になった。 私は今の職場にうつである事をちゃんと話していたし、職場の仲間も知っている。 だから、私が気がつかないところと、気がつけないところで、仲間はたくさん気を使っていてくれてい
先日、知人に「うつ病というのがあるのはわかるけど、意味がわからない。お前が言う『心が壊れた』って言うのも、おかしい話だし、表現的に好きじゃない。俺だってとても辛いこといっぱい経験してきてるけど、うつにはなっていない。それになんでそんなに考えがネガティヴなの?」と言われた。 きっと、うつ病を理解できない人には、そう言う考え方の人も少なからずいるのだろう。 私自身も、きっとうつ病になっていなければそう思っていたかもしれない。 その知人にはたぶん、どんなに説明しても、受け止め
「三十にして立つ」と昔の賢い人は言ったみたいですが、私の場合はどうやら、立った途端に立ちくらみ。そして、そのまま転んだようで、七転び八起きを目標に七転八倒している日々。今も立ち上がったかと思いきや、また転んでしまう始末。 差し伸べられる手にも、素直に掴まれず、ただただ追い越されては、誰かの背中に手を振る感じ。 自分が泣いているのか、笑っているのか、はたまた怒っているのか...呆れてしまう。 うつ病という友がいつもどこかで見ている。 この友は、私と真逆。天邪鬼。 嫌い