あなたが前に進むのをやんわり拒み続ける意識「エンディング恐怖症」に気づいた話
例えばゲームをやっていると、だんだんクライマックスに向かい、
ラスボスを倒せばゲームが終わる。
例えば1年ものアニメを見ていて、4クール目に差し掛かる。
すると「早く観たい」という気持ちと同時に
「終わらないでほしい、もっと続いてほしい」という、
エンディングに恐怖感を抱く。
僕はこれをエンディング恐怖症と定義した。
さてエンディング恐怖症がある生き方に影響を与える
◇なぜ同じ道をぐるぐる回っているのか?
例えば目標〇〇万円稼ぐと決めたのに、
一向に〇〇万円にならない場合、
・手法がわかっている
・やるべきことを一応やっている
なのに行かない場合、エンディング恐怖症を疑ってみるといい。
「●●万円達成」がエンディングに必要な条件であり、
達成すると得られるメリットはあるのだけど……
同時に「今まで〇〇万円達成」のためにあれこれ試行錯誤していたのに、
ほとんどしなくて済むから面白さや課題がなくなってしまう。
また自分の知覚できない人生の流れとして、
それまで付き合っていた人との突然の別れや、
今までうまくいっていたビジネスがいきなり回らなくなる。
色々と居心地の良い世界がぶっ壊れてしまう。
得られる新しい世界よりも、
とどまっているほうがいい居心地の良さ。
居心地の良さに身を置いている限り、
いくら目標を立てても達成はしない。
達成した後に訪れる「変化」が怖い体。
変化を味わいたくないからだ。
自分を変えるところも怖いけれど、変えた後に訪れる別れも嫌だ。
かくしてエンディング恐怖症から逃れらえない日々が続く……
◇抜けるには気づくことが大切
エンディング恐怖症に気づく方法は一つ。
自分に問いかけてみよう。
いつまでも達成しない目標に対して、
「達成した後の、どんな出来事に畏れているのか?」
エンディングのどこに恐怖を抱いているか?
自分に尋ねてみよう。
エンディングへの恐怖として一番は、
今までうまくいったことがいかなくなること。
二番目は突然の別れが生じること。
結果、居心地の良い世界がぶっ壊れる。
だからこそチャンスでもある。
自分から居心地の良さを壊していけば、
新しい世界への足を踏み入れられるからだ。
ビジネスはもちろん、クリエイターにもあるエンディング恐怖症。
記事を読んで心がピクリと動いたら、
あなたの心にもエンディング恐怖症がある証拠だ。
そもそもこの記事を読んでいる時点で、
あなたは何かに対して終わる世界を恐れている。
どこにあるか、自問自答していこう。
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