魚の群れを見ていたら私たちを導くリーダーを導く「暗黙のリーダー」に出会った…な、なんだって。
親子で魚釣りをしていたら…
佐山俊彦は魚を釣っていた。彼の子供ゆうと君は釣竿と遠くの空を交互に眺めていた。魚が食いついてこない。
「暇だなあ」
ゆうと君はつぶやいた。父は海をじっと見ている。
「ゆうと、見て見ろ。魚の群れだ」
「え?」
ゆうと君が海を見ると、小魚の群れが乱れながら泳いでいた。
「ゆうと、釣竿をもて。どんどん釣るぞ」
父が竿を持ち、ゆうと君も竿を持った。釣れた、また釣れた。さらに釣れた。
太陽がみかんからトマトに染まる。
「お父さん、たくさん釣れたね」
「ああ、お母さんに頼んで、今日はてんぷらにしてもらおう。後、野菜サラダに……」
ゆうとはバケツいっぱいの魚たちを見ながら、
「お父さん、魚、すごかったね」
「ああ、魚があんなに群れて入り乱れるとはびっくりだ。お父さんが知ってる魚の群れと言えば、先頭がいて一方向に向かって多数の魚が泳ぐ姿だからな」
「そういえば、魚ってどこに向かって泳ぐんだろう」
「そうだなあ……プランクトンが豊富な海のどこかだろうな」
ここで書いている「僕」が気になった。
1:なぜ魚は群れる?
調べたところ、魚が群れると「巨大な化け物」に見える。すると大きな魚を威圧できる。
一方襲われたときも集団かく乱するため、犠牲魚はだすものの、全滅には至らない。
後は自転車競技の原理として、先頭が運動しながら進むと後者は先頭より低いエネルギーで海を泳げる。海も風と同じように向かい海・追い海(今ここで定義した)がある。
役割分担しながら目的地に向かって常に泳いでいく。先頭が疲れたら交替し、また疲れたら交替し……
2:どこに向かって進む?
なかなか調べてもでてこなかった。質問が適切でないからだろう。以下予測。
魚は自由にあちこち泳いでいる。一方で彼らは常に探している。彼らにとって餌が豊富な場所を。
餌のない場所を泳いでも、飢え死にするだけ。彼らは動いている。生きて子孫を残すために。
以上、魚の群れに関して気になった疑問を書いた。
ふっと不思議なひらめきが生じた。
「魚」を身近な言葉に置き換えると…
「〇〇」の群れ。あなたは〇〇をどんな言葉に置き換えてみるだろうか。
noteトップページには「すべてを見る」名目でいろいろなキーワードがある。たとえば「勉強法・金髪・キャリアチャレンジ」と言った言葉だ。
ひとつ「勉強法」を取り上げる。早速勉強法の隣にある「すべてを見る」をクリックして、一つずつ記事を読んでいった。
自分の経験から生じる「勉強ノウハウ」を書く人もいれば、「勉強+法」から「勉強」しない我が子が、進んで学ぶ方「法」と間に言葉を入れて記事を書く人もいる。
いずれにしろ勉強法に全く関係ない記事は上がらぬ。
こ、これは
「勉強法」の群れだ!
「群れ」には必ず先頭がいる。
自分が前に立って後に多くの魚が従っている。
そして魚たちは一つの目的地に向かって、みんなで進んでいく。
ここで僕が注目した箇所は先頭だ。といっても彼らは誰かの指令を受けて記事を書いているわけではない。
以前、僕はこんな記事を書いた。
「暗黙のコミュニティ」ができていて、一つのお題を「誰か」が出し、みんなで進んでいるかのような感覚だ。
この時、僕はまだ追求してなかった箇所があった。
「リーダーの存在」だ。
勉強法などnoteの記事は僕をはじめ、おのおのが「書きたい内容」をテーマにいろいろ書いている。
僕が書いている現在の情報、もし「けんちゃんよ、魚の群れについて書くのだ」命令するリーダーがいるとしたら?
あなたが書いている記事、もし「あなたよ、〇〇について記事を書きなさい」命令する存在がいるとしたら?
命令でなくても命じる存在がいるとしたら?
「いる」と「いない」とでは、頭の使い方及び観る範囲も変わる。
「いる」捉えた場合、僕はとんでもない存在をつかんでしまった。
暗黙のリーダーだ。彼は……長くなるので次に続く。
次はこちら。
僕の記事は「誰に命じられて」書いている?
せっかく問いかけたんだ。僕自身「誰に命じられて、この記事を書いているか」明らかにしていきたい。
僕は自分に突っ込んだ。
「誰に命じられたん、自分」
「いるわけねーじゃん。自分が書きたいから書いているんだし」
「ない」から強引に「ある」へ切り替えた。
「僕自身が知覚できないだけで、人ではない存在が僕に伝えたんだ。今日の記事を載せなさい」と。
自分が自分に送った無理難題な問いについて、答えなければならぬ。簡単に書けば神様と表現できる。
神様ほどあやふやな存在はない。もう少しはっきりさせたい。
僕は次の言葉がふっと浮かんだ。
「未来の自分が今の自分に伝えた」
未来の僕は今の僕よりも「見えてこなかったもの」が見えている。現在のぼくたちは過去の自身に対し
「この先すすんでも意味がないよ、さっさと路線を切り替えたほうがいいよ」忠告を出せるのではないか。
くわえて現在の自分は過去の自分よりもいくつかを体験している。いくつか体験した中で「これは過去の自分に向けても伝えないと」貴重な忠告や情報があるのではないか。
僕だけか? それはいい。
未来の自分は今の僕に対し、言葉やイメージと言った「ふわっと」した雰囲気で情報を送っている。僕はふわっとした雰囲気を組み立てて、こうして形にしていくのみだ。
もう一つ別な存在が浮かんだ。
「僕のご先祖様が伝えた」
僕が霊能者のクライアント、斎藤さんに霊視してもらった後、
「いやあ、君の先祖があれこれ言ってくるんだよ」おっしゃった。
僕は霊感が強くないので、斎藤さんの発言にどこまで真実かはわからない。斎藤さんはただ僕に伝えたのみ。
ただ彼に見てもらった結果、僕の先祖は僕にあれこれ伝えようとしている事実はわかった。
僕は先祖様と直接話などできない。たわごとかもしれない。
それでも先祖が僕に「これを書いた方がいい」はっきりではないが伝えているとしたら、先祖には見えて現時点の僕には見えない情報があるのだろう。
先祖が後ろにいる。堂々として伝えればいい。うしろめたさを持たなくていい。みんなを引っ張っていくほど自信をもっていい。
僕に銘じている存在が先祖と置いた結果、僕は自信を持った。
もっと気持ちをノリノリにして、それこそ僕自身が神様みたいになって、あなたにご利益をもたらす存在になればいい。
「未来の自分」と「ご先祖様」そして「誰もいない」
誰が自分に命じたかを置くだけで、見た目は何も変わらないが、気持ちの上では大きく変わる事実に気づかされた。
ありがとう、ご先祖様。
もしかしたら、すでに暗黙のリーダーを書いてしまったのかもしれない。でもこれは僕の場合だ。一般的な部分は次述べる。
次はこちら。
支援していただきありがとうございます。支援は僕の作品作りを含め、子供へのお小遣いや楽しいことに貢献します。ありがとうございます