【Toddler】2・3歳児におすすめの絵の具あそび〜シャカシャカペイント〜
こんにちは。
PonoLipo Club Workshop and Library スタッフの糸永です。
今日は2・3歳児さんにおすすめの絵の具を使ったあそびをご紹介します♪
絵の具あそびというと…
指先や身体全身を使って遊ぶフィンガーペインティングやボディーペインティング、大きな画用紙いっぱいに筆を走らせて描くようなダイナミックな絵の具の活動を想像する方も多いかもしれません。
そのため、おうちで絵の具あそびはハードルが高めと思われがち。
今回ご紹介する活動は絵の具と豆が入った容器をシャカシャカするだけなので、お部屋も服もほとんど汚れません。シャカシャカフリフリして音あそびも楽しみながらエネルギーも発散できて、はちゃめちゃやりたい2・3歳児さんにぴったり♪
STEAM教育にも繋がる科学実験のようなワクワクした楽しさもあり、色彩の基礎となる概念を絵の具あそびを通して体感できるおすすめのアート活動です。
ぜひお子さんと一緒に試してみてくださいね。
シャカシャカペイント
必要な材料は4つだけ！！
◇用意するもの◇
・蓋付きの空き容器
・画用紙または厚紙
・水彩絵の具（2・3色）
・乾燥豆（小豆、赤インゲン、白いんげん、大豆など）ひとつかみ分ほど
※蓋つきの空き容器はご家庭にちょうどいいサイズのものがなければ、100円ショップで入手可能。（我が家では、普段は絵の具や細々したアート系の素材入れとして使っています。）
※画用紙は容器のサイズに合わせて切る。
※乾燥豆は何でもOK！今回は、おうちに少しだけ残っていた小豆を使用。
◇遊び方◇
2・3色使うと色の混ざりが楽しめます♪
お子さんが自分で絵の具を出す場合、
「１回ぴゅっと押したらストップだよ。」
など事前に声をかけて見守るか、
大人が手を添えて一緒に絵の具を出すなどして
たくさん出しすぎないように加減してくださいね。
絵の具が硬めの場合、
豆を容器に入れる前に
筆に少し水をつけて
絵の具を伸ばしておくと
豆に絵の具が絡みやすいです。
振る！！
ゴロゴロ転がしてみたり♪
途中で中の様子を確認して
またシャカシャカ♪
満足いくまでフリフリシャカシャカしたら完成です！
深みのある色の混ざり具合。
小豆がシャカシャカ踊って
面白い模様ができました♪
かなり渋目の茶色になりましたが
ところどころに見える
赤や青のアクセントが味わい深い。
赤が強め。
力強いエネルギーを感じます！
選ぶ色によって色の混ざり方が異なり、
「次はこの色とこの色でやってみたらどんな色になるだろう？」
と色彩への興味も広がっていきます。
色の組み合わせによっては綺麗な色にならなかったり、混ざりすぎて茶色く濁ったような色になってしまっても、それもまた新しい発見です！！
何より大切なのは、素敵な作品に仕上げることよりも
「容器を振ったら豆がシャカシャカ踊って面白い音がする！」
「ゆっくり振るとどうなるかな？」
「早く振るとどうなるかな？」
「画用紙に色がついた！」
「色がどんどん変わってる！」
「不思議な模様！」
「よし、もっと振ってみよう！」
など、プロセスを存分に楽しみながらお子さん自身が色々な発見や気づき、驚きに出会えること♪
豆と容器をささっと水洗いすれば
すぐにまた遊ぶことができるので、
色の配色を変えて何度も繰り返し楽しめます。
中に入れる豆もいろいろな種類で試してるのも楽しいですよ。
絵の具あそびに慣れてきたら、次はダンボールやスポンジ、風船など道具を使ってスタンプをしてみたり、少しずつステップアップしながら遊ぶと絵の具の扱い方や遊び方も上手になっていきます。
ハードルが高く感じる絵の具あそびも、少し工夫することでパパママの負担感を軽減しつつおうちでも楽しむことができます。
ぜひ時々おうちでのあそびの一つとして取り入れてみてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
糸永めぐみ
PonoLipo Club Workshop&Libraryスタッフ
保育士｜英語保育士｜ベビーシッター
英語指導CELTA・TECSOL講師
ベビーマッサージ・ベビーヨガインストラクター
中学・高校時代をタイのバンコクで過ごす。帰国後大学にて幼児教育を専攻し、保育士、幼稚園教諭一種免許取得。横浜の私立幼稚園で働いたのち、海外で保育の経験を積むためにニュージーランドへ渡る。現地の保育施設、高校などで働き、多様な国籍・文化的背景を持つ子どもたちとの関わりの中で、英語を母国語としない子の背中を後押ししたいと思い、ニュージーランド在住中にケンブリッジ大学認定の英語指導資格CELTA・TECSOLを取得。帰国後はNPO法人にて小学生や幼稚園児のアフタースクール事業に携わり、2020年よりフリーランスの保育士として英語保育をメインとしたベビーシッターとして活動。
2023年に男児を出産。育休中にベビーマッサージとベビーヨガインストラクターの資格を取得。好奇心旺盛で元気いっぱいのパワフルな男の子の子育てに奮闘中のママ。