ヌーヴォー・ロマンの旗手、フランスの女流小説家、ナタリー・サロート
皆様、いつもありがとうございます✨グリーンビューティ®専門家の青木恵と申します。
ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。
先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。火曜日・木曜日にまとめて投稿しています。該当する偉人がいない場合はお休みです。
楽しんでいただけたら、嬉しいです。
7月18日は、フランスの小説家、ナタリー・サロートが生まれた日。
20世紀後半のフランス文学ヌーヴォー・ロマンの代表的作家の一人として活躍。(1900年7月18日 - 1999年10月19日)
ロシア生まれのユダヤ人。
幼い頃に離婚した母親に連れられてパリに移り住んだ。
のちにはやはりフランスに移ってきた父親に引き取られて成長し、大学では法律や英語などを学んでいる。
その後弁護士として働く一方で文学創作を始める。
1939年、『トロピスム』を出版。
第二次世界大戦中はユダヤ人として辛い体験をするが、
戦後はヌーヴォー・ロマンの旗手として活躍し、
人間の心理以前の無意識の作用、
言葉になる以前の感情など、
微妙な心の動きを探求、表現した
サロートの小説は、
他人と関わったり独りでいたりするなかでの
人間の心理の底における自覚されないような心理的作用を
捉えようとするところに特色がある。
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