美智子様と「サダ」「ミチ」と呼び合った国連難民高等弁務官 〜緒方貞子〜
9月16日は、国際政治学者、緒方 真子が生まれた日。
(1927年9月16日-2019年10月22日)
東京・東麻布に外交官・元フィンランド特命全権公使の中村豊一・恒子夫妻の長女として生まれる。
命名は曽祖父、犬養毅による。
父の転勤で幼少期をアメリカ・サンフランシスコ、中国・広東省、香港などで過ごす。
大学は一期生として聖心女子大学に進学。
卒業後は渡米し、ジョージタウン大学を修了、カリフォルニア大学バークリー校で政治学博士号を取得した。
国際政治学者としてのキャリアを歩み、国際基督教大や上智大で教鞭を執った。専門は日米関係や対米戦争。
1991年、第8代国連難民高等弁務官に就任。人道主義に徹した難民保護に尽力。
旧ユーゴスラビアの紛争やルワンダ虐殺など、各地の紛争地から逃れる難民の支援に奔走。
防弾チョッキ、ヘルメット姿で現地入りする貞子の姿が、TVや新聞で報道されて人々に鮮烈な印象を与えた。
2019年10月22日に死去。享年92歳。
美智子上皇后様とは、大学時代の先輩後輩の間柄で「サダ」「ミチ」と呼び合った親友であったそう。
もともと上皇后様が、貞子に憧れ聖心を選ばれたとのこと。
葬儀には、美智子上皇后もお忍びで来られた。
葬儀が始まる30分ほど前に訪れた上皇后は、事前に特別扱いをしないで欲しいというご希望を出され、最初に棺の中の貞子とお別れをされた時、じっと見つめられ、涙ぐんでいらしたそう。
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