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詩の中の愛、歌の中の誓い〜エリザベス・バレット・ブラウニング〜

3月6日は、イギリスのヴィクトリア朝の詩人、エリザベス・バレット・ブラウニングが生まれた日。(1806年3月6日 - 1861年6月29日)詩人ロバート・ブラウニングの妻。愛を全うした詩人カップルといわれている。

皆様、いつもありがとうございます✨
グリーンビューティ®研究家の青木恵と申します。

ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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代表作は1850年、ロバートとの恋愛がベースになった44のソネットからなる詩集『ポルトガル語からのソネット』、1857年の『オーローラ・リー』がある。

【生い立ち】

エリザベスは、名家に生まれ、快適で裕福な少女時代を送り、ギリシャ語、ラテン語を独学で学んだ。14歳の時に『マラトンの戦い』を私費出版。その一方、落馬や、弟の溺死が原因で、床に就いたきりとなったが、知力は旺盛で、詩作や批評活動により、詩人としての地位を確立した。

【生涯の伴侶との出会い】

1845年、エリザベスの詩に感動した若き詩人ロバート・ブラウニング(1812-89)が手紙を送り、それがきっかけで約2年間、574通もののラブレターをやり取りした。1846年に結婚し、イタリアへ駆け落ちをする。エリザベスが40歳、ロバートが34歳のことであった。

このラブレター、本来出版を意図したものではなかったが、その文学的価値を高く評価したロバートが説得し、出版に踏み切ったそう。

1861年イタリアのフィレンツェでロバートの腕の中で55年の生涯の幕を閉じ、フィレンツェのプロテスタントの墓で眠る。

【ジョンとヨーコに引き継がれて】

エリザベスがロバートに宛てた詩。

”私があなたをどんなふうに愛しているか?
その愛し方を数えさせて。
私はあなたを愛しています, 深く広く高く、
私の魂の届くかぎり、
そのとき、存在の極みとこの上なき恩寵のかぎりを
目には見えぬままに手探りで求めて。“

ロバートは、詩でこう答えた。

”私と一緒に歳をとっていこうではないか!
最良の時はまだこれからだ、
人生の最後、それのためにこそ最初はあったのだ。
私たちの時は、かの人の手の中にあり、
その人は言う、「万事を計画した。
青春時代はまだ半分。神を信じよ。すべてを見れば恐れることはない!」と。

オノヨーコは、エリザベスにインスパイアされ、

こんな詩を作った。

”あなたをどんなふうに愛しているのか数えさせて
それはあけがたに感じる穏やかな風のよう
それは露に当たる最初の日の光のよう
それは金色の縁取りのついた雲のよう
そして いい日に、私たちにとっていい日になるよとそっと教えてくれる
ありがとう、ありがとう、ありがとう”

そしてジョンはこう答えた。

”僕と一緒に歳をとっていこうよ
最良の時はまだこれから
二人の機が熟したら
僕たちは一つになる
神よ僕たちの愛に祝福あれ
神よ僕たちの愛に祝福あれ”

彼らはこれらに曲をつけた。アルバム「ミルクアンドハニー」の中に収められている。

「レット・ミー・カウント・ザ・ウェイズ」

「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」



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