パール・バック~激動の中国、三世代の壮大な物語を異邦人の視点で描いた~
皆様、いつもありがとうございます✨グリーンビューティ®専門家の青木恵と申します。
ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。
先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。火曜日・木曜日にまとめて投稿しています。該当する偉人がいない場合はお休みです。
長文につき、時間があるとき、興味がある方をご覧くださいね。
楽しんでいただけたら、嬉しいです。
6月26日は、アメリカの小説家、パール・バックこと、パール・サイデンストリッカー・バックが生まれた日。(1892年6月26日 - 1973年3月6日)
宣教師の両親と中国に渡り、そこで育つ。処女作『東の風・西の風』に続き、1931年に代表作『大地』を発表して1932年にピュリッツァー賞を受賞。『大地』は『息子たち』『分裂せる家』とともに三部作を成す。
1938年にノーベル文学賞を受賞した。生涯に80冊以上の本を著した。
中国の人々を同胞とし、その文化を紹介、中国がいずれ世界の大国となると予見した。
作家としての出発点であった『大地』を書いた当時を振り返ってパール・バックはこう言っている。「あの頃、自分に書けるものなどなく、唯一中国のことしか知らなかった。それで『大地』を書いたら大当たりしたのです」。彼女の小説は、「自分がよく知っている身辺なことを書く」ことだった。
その中でもパール・バックがおそらくその名をとどめている最大の仕事は、恵まれない子供のための仕事。彼女は1949年に、私財を投じて国際的養子縁組斡旋機関のウェルカム・ハウスを設立している。
そしてこんなことも予見している。
「500年もしくは1000年後には人間が誰も混血になるだろうと考える。私は現在の混血の人を『新しい人間(New People)』と呼ぶ」
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