ドラクエ勉強法
今回は勉強にさほど関係のないものです。
私のおバカ具合と過ぎる妄想をご覧いただける方だけ読み進めていただければ幸いです。
私の主な勉強法は『これって日本語？』のところで長々と申し上げたあの泥臭い勉強法です。
これを私はスクエアエニックスに許可も取らず勝手に【ドラクエ勉強法】と謳っております。
こいつの書く文章、えらくドラクエ出てくんなぁと思ったことでしょう。
私界の七不思議のひとつなのですが、勉強に切羽詰まってくるとドラクエがしたくなる病なのです(おそらく罹患者は私一人ｗ)
数年前(正しくは十数年前)に高校受験をした時は期間こそ行政書士試験より短かったですが、4か月間それはそれは死に物狂いで勉強しました。
なぜなら、ほかにも兄弟がいるから私立の高校には行かせないと言われていたので公立高校を目指すしか進学の道はなかったんですよ。
その公立高校もいわゆる底辺高校ではあるのですが、偏差値35の私にとっては公立合格は雲をつかむレベルのことでした。
しかもその時期の冬に私の勉強を邪魔するかのように(言い方…)ドラクエの新作が発売されましてね。兄弟が予約までして購入したんですよ。
そうなったら、プレイするしかないじゃないですか。
受験生で不合格の可能性のほうが高いんですよ、あなたならやりますか？
やりませんよね。
でもね、やったんですよ、私は。
あきれて、ここで読むのやめないでください(懇願)。新作ドラクエは1日1時間だけ時間を決めてやりました。ドラクエって今はどうか分かりませんが、私がやっていた頃って、教会に行かないとセーブ(ゲームの中断とバックアップ)ができなかったんです。教会に行ってセーブするまでできっちり1時間。どんなに話の中盤でそわそわしていても、どうしても勝てないモンスターに歯がゆい思いをしてイライラしてもタイマーが58分くらい(残り2分)になったら強制中断させて、教会に行ってセーブして(ここまでで1時間)、また勉強を再開するといった感じでやっていました。
当時は受験生なのにゲームをしているので背徳感ありありで1時間やっていたわけなのですが、今思うとその1時間があったから、苦行の勉強ができたのではないかと思います。
周りが私立の滑り止めを受けている中でも私立に行かせてもらえない私は推薦入試の対策をしながら、一般入試の勉強もゲームを1時間挟んでしていたわけです。
しかしその頑張りも甲斐なく(ゲームしてたくせによ)推薦入試サクラチルでした。
推薦入試までは受験生の分際でドラクエをしていましたが一般入試まで残り1か月、いよいよあとがなくなった私は1時間のドラクエタイムすらも惜しんで勉強しました。
しかもその間のドラクエの禁断症状がすさまじかったです。
机の上に飲み物をこぼした時、その水たまりがバブルスライムに見えたり、ドラえもんのぬいぐるみの頭がスライムに見えたり幻覚と見間違いの狭間の現象に悩まされていました。
夜はキングスライムにのしかかられたり、キラーマジンガに追いかけられる夢を何度もみました。
そして、ドラクエ絶ちをして1か月後、一般入試でサクラサクで合格できました(絶対ギリギリ)
その後、年月は経ち、高校受験の時と時代も変わりスマホ主流になっても寝食を忘れてゲームアプリでゲームに没頭していました。
その頃、『クラッシュロワイヤル』というザックリいうと城壊しのゲームにハマっていました。無課金でステージもプレイヤーレベルも最大レベルになるまでやり込んでいました。
しかーし！スマホ機種変で事態は急変。
あんなにやり込んだゲームの引き継ぎが上手くいかず、初期化された状態になったのです。
そのゲームに約6年という年月を費やしていたので、メンタルを持ち直すのに丸一日かかりました。
6年といったら入学式でピカピカの1年生が卒業するような年数ですよ。そこまでの年数をゲームに費やしていたと思うと、ゲームのデータよりも時間を返してほしくなりました。
珍しく落ち込みまくって
親友から心配LINEが来たほど
そしてこのコロナ前の2019年の悲劇を期にこのままゲーマーで人生を終わらせたくないと思いました。
しかし受験生なのにゲームをするくらいゲーマーだった私がそんな簡単にゲームを止められるわけがありません。アプリをアンインストールしてはインストールし、またアンインストールしてはインストールしの繰り返しでした。
この不毛なローテーションは宅建を志してようやくブレーキがかかりました。
宅建の勉強も『勉強＝拷問』の私にとってはしんどいものでした。
今までゲームに充てていた時間は全て過去問と宮嵜先生のYouTubeに置き換わり、ゲームを断つことができたのです。しかも宮嵜先生の解説はかわいいイラストも多くてめちゃくちゃ分かりやすくて、勉強に切羽詰まらなくて済みました。
じゃあ、冒頭で言った切羽詰まると無性にドラクエがしたくなる病とはいつぞや？とお思いでしょう。
それが、この『行政書士試験』のせいで発病しました。再発といったほうがいいのか…。
とにかく、この行政書士試験は宅建試験とは難易度も量も桁違いにレベルアップ。
毎日毎日、私のメンタルはガリガリと削られました。
勉強を始めた2日後には行政書士受験生界隈で1番有名な肢別過去問題集を購入したのですが、マジイミワカラン(マジ意味わからん) ジショカヨ、ブアツスギダロコノホン(辞書かよ、分厚過ぎだろこの本)、と片言でいうくらい挫折しそうになりました。
そして、行政書士試験の勉強を始めて間もなく切羽詰まった私は高校受験の時に切羽詰まった時の記憶がフラッシュバックしたのでしょう。
ドラクエやりたいと駄々をこねながら肢別にこーんな絵を書いていました。
ドラクエやりたい病 再発です。
しかし行政書士受験生の時にはドラクエはおろか、ゲームは一切やりませんでした。
〝高校受験と違って行政書士は1年待てばまたチャンスがある〟
〝となると高校受験の時ほど背水の陣ではない〟
〝ここで今ドラクエに手を出したら今年絶対に落ちる〟
と私の中で天使か悪魔かよくわからん奴がささやきました。
そのささやきを聞いた私はドラクエのソフトに伸びた手をスッと引っ込め、右手にペン、左手に過去問を持ち、自分はドラクエの中の女勇者だ！と自分自身がドラクエの主人公になればいいんだ！と発想の転換？をしたのでした。
そして、勉強の初日から私の心をへし折ってくるこいつ(行政書士試験)はなんだ？
そうだ、こいつこそ、主人公の目の前でパパス(実の父)を惨殺した憎っくき『ゲマ』だ！
『パパスの仇は私が討ってやる！』
そう心に誓い、私はゲマ(行政書士試験)打倒を胸に女勇者として勉強版ドラクエの世界に入っていったのでした。
これがパパスを惨殺した憎っくきゲマ。
初めてプレイした時に冷静沈着なパパスの断末魔の叫びのシーンは涙が出た。
そして…
ドラクエ勉強【通称:MEGURIN QUEST（メグリンクエスト）〜絶対1発合格〜】でのゲマ討伐物語が幕開けしたのです⚔🛡
当時の私のレベルはもちろん1
装備は
SARASAの黒ペン(新品)【剣】
肢別過去問(0周）【盾】
ここまで、私の寒い妄想話にお付き合いいただきありがとうございました。
次からも、ドラクエを交えながら勉強法等お伝えしていきます。