カバンに何を入れて出かけよう。
人生とは何か?何のために生きているのか?
誰しもが必ず一度は抱く普遍的な問い。ぐるぐると考えてしまいそうなこの問いに対して、なるほど!と思った文章がありました。
作家の村上春樹さんが読者からの質問に応える企画(現在は、文庫本になっています)です。
「人生をどう捉えているか」という質問に対して、
“僕は基本的に、人生とはただの容れ物だと思っています。空っぽのかばんみたいなものです。そこに何を入れていくか(何を入れていかないか)はあくまで本人次第です。だから「容れ物とは何か?」みたいなことを考え込むよりは、「そこに何を入れるか?」ということを考えていった方がいいと思います。”
“大事なのは容れ物じゃなくて、中身です。「人生とは何か?」みたいなことは、そんなに真剣に考えてもしょうがないと僕は思うんだけどね。コンテンツのことを考えよう。”
人生の意味を深く考えても、大多数の人にとっては答えを出すのは難しい。人生の意味はなにかを突き詰めて考えるより、どういう人生にしていくかを考えて行動していくことが大事というメッセージと受け取りました。
自分のカバンには、どんなものを入れていこうかな、と思うと少しワクワクしてきませんか?
では、良い一日を!
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