お茶に親しむ 「ふじのくに茶の都ミュージアム」
トーマス列車でお馴染みの大井川鐵道、金谷駅の近くに、お茶の博物館があります。
静岡県の子ども達が皆そうなのかは分かりませんが、うちの子が通う公立小学校では3年生になると、生活の授業で一年間をとおしてお茶について学びます。
春には、お茶摘み体験に行き、実際にお茶を摘み、工場見学をしてきました。
この後も、まだお茶の授業は続きます。
そんなわけで、長男が3年生の時にもお茶への理解を深めるために家族でこちらの施設を訪れましたが、今年次男が3年生なので再訪してきました。
○ 音声ガイド
長男は、本を読むのがあまり苦ではないタイプ。博物館に行っても興味あるところは展示文を読んで勝手に理解を深めます。
次男は、漫画や絵本が好き。文章だけだと興味が湧きづらいように見えます。
そこで、次男には音声ガイドがいいのでは?!と思い、今回は音声ガイドをレンタルしました。
すると、、まさに読み通り。
ひとつひとつをガイドを聴きながらじっくり見ています!
古〜いスマホにメモなんてしちゃって!
いつもなら、誰よりもも早く飽きて、走り抜けるのに!「早く出ようよ〜」の嵐なのに!
なんということでしょう✨ 夫婦で感激してしまいました。
私自身が読書が好きな子どもだったから、いまいち気持ちが分かりませんでしたが、それぞれのタイプがあることを再確認しました。
今後の次男の勉強にも活かせそうです。
○ 展示内容
● お茶の起源
中国が起源なのは、よく知られていると思いますが、その読み方と伝播経路に違いがあります。
CHA チャ → 広東語
TAY テー → 福建語
CHAは、陸路で北京、朝鮮、日本、モンゴル、チベット、ロシア、西アジア、中央アジアに広がります。
TAYは、中国の廈門(アモイ)から直接貿易でオランダからヨーロッパへ広がります。
● 世界のお茶文化
引き出しを開けて、香りを嗅いだり、茶葉を触ることができます。
こういうの楽しいですよね。
面白かったのが、このティーカップ。
口をつける位置が決まっています。なんのかたち?
● 日本コーナー
木の棒で混ぜていたとはいえ、火を起こして炒っていたので、どう考えても熱いですよね。。
● 静岡茶コーナー
ちなみに長男によると、小さいお茶工場では、今でも似たような機械を使っているらしい。
授業での工場見学で、ここにある機械を全部見たと言ってました!
○ 手揉み体験
月に2回、日曜日に静岡県茶手揉保存会の指導のもと、手揉みの体験ができます。
これがすごく楽しかったです!
このほいろは、炭ではなく電気が通っているそうです。
ホットプレートみたいな感じ? 電熱線がぐるぐる通ってるのかな?
写真の中央の黒い部分が特に高温になるそうです。紙が焦げてますね。
手揉みの工程の中で、コクリという最後の工程です。
茶葉の形状を揃えて、ツヤを出すのが目的。
私も体験しました。単純なんだけど、難しい。。
見よう見まねで何度も繰り返します。
なんとなくそれなりに出来るようになってきたような、、?
と、思う頃には、腰が痛くなってきて、、早くも離脱。
静岡県茶手揉保存会の気さくなおばあちゃん2人の掛け合いが面白くて、いろいろ聞いちゃいました。
私 「このコクリの作業はどのくらいやるんですか?」
おばあちゃん 「できるまでだよ〜😁」
私 「腰痛くなったり大変じゃないですか?」
おばあちゃん 「それは言えてる。😁 でも楽しくて楽しくて〜。毎年やりたくなっちゃうの」
「今日は、小さい子とか若い人がたくさん体験してくれて嬉しいよ〜」
ほっこり
子どもは最後まで楽しそうに手揉みをしてました。
手の平がお茶のいい匂いになりました。
30分程で終了〜
隣のカフェで休憩をします。
抹茶と炭酸も合うんだな〜✨初めての味でした。美味しかったです。
次男がさっきの手揉みの所に行こう〜というので、また行ってみると、、
ほいろで、上下左右を替えしながら均等に乾燥させる作業中でした。
丸い穴はなにか聞いてみたら、
えんとつ というそうです。
これも、熱を均等に放出させるためだそう。なるほど〜
「また来てくれたの〜。ありがとね〜」
と言われ、嬉しそうな次男でした!
ちなみに手揉み茶も商品として売っているそうです。高級そう。
○ まとめ
やはり、体験が出来ると興味の湧き方が違いますね。手揉み体験やれて良かった〜
最近、麦茶ばかりだったので、そろそろ緑茶が飲みたくなりました!
お読みいただきありがとうございました。
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