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PTA 委員の活動についてお話します


今日は地方都市の公立小学校のPTAについて詳しく書きます。

○ 前提ルール

◎ 子ども1人につき1回はPTA役員、各委員を引き受けること。
できない場合はボランティア活動をする。

と、紙面で毎年お知らせがあります。
我が家は子どもが2人で、私は2回目の活動です。

○ 役員決め

PTA役員は前年度の秋頃から、紙面で来年度募集がかかります。

PTA役員は任期が2年なので、子どもが何人いようと引き受けるのは1回で良いというルールもあります。
なので、兄弟が多い家庭は、役員を引き受けることが多いです。
あとは、役員さんによる個人的な声かけでしょうか。

○ 委員を決めるタイミングは年度初めの保護者会

これは前年度の委員さんが司会をして、今年度の委員を決めます。
低学年や中学年は立候補で決まることが多いです。
みんな早めに済ませたいので、立候補者が多すぎてジャンケンで決まることも。

難しいのは高学年。
すでに低学年や中学年で任務完了した保護者が多いのもあって、立候補者が出ないことも。
そもそも役員や委員をやらずにボランティアで済ませたいと考える方もいます。
どうするのかというと、一度も役員、委員を引き受けていない人の名前が呼ばれます💦
そして、ジャンケンで負けた人が引き受けることに。
荒れたり揉めたりしたのは見たことないですが、かなりシュールな光景です。

○ 顔合わせ

委員が決まり次第、役員の運営のもと顔合わせがあります。
これは平日の夜。低学年のお子さんや乳幼児を連れて来る方は多いです。

本部役員全員➕全学年の各クラス5人の委員なので、120〜130人くらい?が集まります。

ここには、学校側から教頭先生などが出席して挨拶などをしてくれます。

久しぶりの知り合いに会うことが多く、けっこう賑やかです。
グループLINEを委員ごとに作って、仕事内容をざっと説明してもらって終了。

○ お仕事

私は学年委員です。
清掃活動が年に一回参加。これはもう終わりました。

先日、2回目の召集がありました。
それは、『子どもたちが使う給食当番用の白衣修繕』
なにそれ〜?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
近頃は、1人一着購入して6年間使う学校もあるみたいですね。自己管理スタイル。
知り合いの私立小学校ママは、修繕なんて聞いたことがない!と言っていました。

これが、子ども達が行事で給食がない日にピンポイントで日程が組まれ行われます。
つまり、平日の午前中。約2時間。

働いている保護者の場合、当日は子ども達が早帰りなので、特に低学年だと仕事を休む方が多いのかな。それか、午前休ですね。

仕事の内容は、自分の子どものクラスに行き、白衣を全て回収し、帽子、白衣、袋を点検。
袖口のゴムが伸びていたり、切れていたら、取り替え。
ボタンが外れそうなら着ける。
穴が空いていたり、ほつれがあれば縫う。
クラスと番号を確認して、1セット揃っているか確認。
余りにも酷い状態のものは、新品と交換。

これをほぼ初対面のママさん達(参加者全員女性でした)とテーブルを囲い、世間話をしながら、行う!という難易度の高い仕事です。
気を遣いながら、話題についていき、相槌をうち、手を動かす!
頭も目も手もフル回転〜

かなり、疲れました。。2時間⏰

○ 今回の委員活動で良かったこと

先輩ママから情報が聞ける!につきます。
特に上のお子さんが通っている学校の様子。テストや部活、男女交際など。具体的な話ばかり。
もちろん小学校の話も。
町中で知り合いにばったり会っても、軽い世間話で終わるので、こんなに濃い話はなかなか聞けません。
貴重な機会だと思います。

○ 今回の活動で大変なこと

やはり、スケジュールの融通でしょうか。パート勤務の場合は休むと減給になりますしね。
裁縫が苦手すぎると難しいかもしれません。あと、地味にコミュニケーション能力が必要です。

○ 委員の今後

あと1回集まって監査の仕事があり、最後の大仕事は来年度の保護者会での委員決めの進行役です。スムーズに決まるといいなぁ。

○ おわりに

わたしはPTA役員をやったわけではないので、本部の裏側は知りません。
いち学年委員としての活動を書きました。

コロナ禍にイベントがなくなったのに伴って、仕事量を減らし、役員、委員を少し集約したそうです。
少しずつ負担は減っているはず。
でも、まだまだなにかとありますね〜
今後はどうなっていくのでしょうか?

個人的には、清掃活動は必要だと思いましたが、白衣については長期休みに持ち帰り、各家庭で修繕でいいんじゃないかと思いました。
3回長期休みがありますから、全員1回ずつでなんとなく平等になるんじゃないかな〜


最後までお読みいただきありがとうございました!

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