犬と一緒に寝る
まさか自分が犬と一緒に寝る日が来るなんて夢にも思わなかった
50代なので夜中に目が覚めることがよくある。
羽根布団にくるまってふと横を見ると背中を丸めた姿勢のヨークシャーテリアと目があった。
1月の凍てつく夜である。布団を持ち上げてここに入るかと誘ってみるといそいそと移動してくる。
小さくてあたたかな存在はなんとも言えず幸せを感じさせてくれる。
相手は4㎏、うっかり寝返りでつぶしてはいけないと思い大変窮屈である。
幸福と引き換えの寝苦しさ。
それだけで済めばよかったのだが最近どうも痒いのである。
なんせ相手は全身毛むくじゃら。一日に最低でも2回は散歩に公園に出かける。
フロントラインを使うべきが真剣に悩んでいる。