夜景とかカクテルとか嘘とか
夜景シーン撮影において撮影テクニックも、もちろん必要な要素ですが実はその背景に合成技術がキモになっていることをご存知ですか。
この世に配信されているビジュアルはおおよそ嘘(画像合成技術)によって美しく仕上げられたものです。
フードも人物もそうだとは思いますが、画像編集技術の良し悪しによって現象というリアルがうまく伝えられるのか否かがかかっています。
嘘でリアルを伝える。
このパラドックスにいつも私は不思議な気持ちへ追い込まれます。
夜景の背景の光の具合、バランス。これらも合成技術によってうまい具合に仕上げいます。カクテルグラスや(KV内の)ビールグラス、シャンパングラスの映り込みも補正をかけています。
ドライの苺の粉が落ちていく様(さま)、こちらも現実の画像素材からかなりの編集作業を経ています。
トリュフが舞っている姿もそうですね。
雪が舞う背景もモチーフの佇まいに一味加えています。
画像編集には撮影テクニックのほかに
画像を絵画化&構成するバランス感覚、そういった感性も影響してくるかとは思います。
デザイナー経験のあるカメラマンさんですと、その感性によって作品のクオリティが底上げされ、完成度が高まります。
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