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育休復職後の転職でマミートラックからの脱出:ワーママユーザーさん体験談

こんにちは!ミートキャリアです。
今日は7月下旬に開催したイベントから、ミートキャリアユーザーさんのリアルな体験談をお届けします。

登壇してくださったゆっぺさん(30代)は、一人目の育休復職時にいわゆる「マミートラック」を経験。二人目の育休中に「現職ステイか、転職か」に悩み、ミートキャリアを利用。オンラインキャリアカウンセリングとテキストプログラム転職準備編を併用し、しっかり準備をした結果、予定していたより早い段階で転職に成功!働き方も仕事内容も希望を叶えました。

「ワーママ転職だから条件優先でも仕方ない…」
「現職ステイか転職かなんて、誰にも相談できない…」

そんな風に悩んでいる方、ぜひ、ゆっぺさんのリアル「スカッと!ストーリー」を参考にしてください!

※2022.8  テキストプログラム転職準備編はサービス終了しています。新しいプログラムはホームページをご覧ください

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<登壇ユーザーさんプロフィル>
ゆっぺさん(30代半ば、会社員)

ゆっぺさん

夫・保育園に通う娘2人と4人暮らし。仕事は建築系の事務職。一人目の育休復職時にいわゆる「マミートラック」を経験。二人目の育休中に、「現職にとどまるか、転職するか」に悩みミートキャリアを利用。オンラインキャリアカウンセリングとテキストプログラム転職準備編を併用し、転職に成功。働き方も仕事内容も希望を叶える。

※イベントでは、ゆっぺさんのテキストプログラムを担当したキャリアサポーターすがいさんと、オンラインカウンセリングを担当したキャリアサポーターの桐山さんも登壇し、ゆっぺさんの変化や伴走のポイントについて語りました!イベント詳細を聞きたい方は、アーカイブ動画をご覧ください。(本noteの最後で紹介しています)

◆◆◆

ゆっぺさんは、第一子育休後、いわゆる「マミートラック」に悩んだそうです。どんな状況だったのでしょうか?

「配慮」という名の「マミートラック」

会社は建築系で社員数は120人くらい。私の周りは男性ばかりで、育児中の女性は社内に1-2人しかいない状態でした。当然、復職する際のロールモデルはいません。そんな中でしたが、第一子の育休後、張り切って予定より早めに復職しました。

ところが、復帰して与えられた仕事は元々自分がやっていた仕事をサポートするポジションでした。以前は自分1人でやっていた外部とのやり取りも、後任を通してやらなければならない…。最初は軽い仕事から復帰できるようにという会社の配慮だと思うのですが、私自身はすぐに仕事の勘が戻り、もっとやれるのにな、もどかしいな、と思っていました。

しばらくして部署異動があり、残業や週末にも急な呼びだしがあるような忙しい部署へ移りました。そこでは、皆が残業や徹夜する中で、私だけが「定時で帰る人」という立場で、肩身が狭い思いをしました。そして、またしても私の仕事は後輩をサポートする雑用係でした。

また、産前に上司からのパワハラに遭ったとき、その上の上長に掛け合って変えてもらったにもかかわらず、その後、また同じ上司を当てられたり‥という人事配置があり、会社にとても不信感を持ちました。

マミートラックや会社への不信感と、また、「仕事内容ももっと違う事をやりたい」という想いもあり、ゆっぺさんの頭には転職がちらつき始めたそうです。そんな中、第二子を妊娠。
現職は安定性は抜群だが、それだけのために続けるのか?仕事にやりがいを持ちたい。子どもの小1の壁に備えたい。となると、転職か?こんな風に、育休中に復職後について考えたいと思ったものの……。

現職ステイか転職か?第二子出産後の悩み

育休中に復職後について考えたいと思ったのですが、相談できる人がいませんでした。私は実家も遠いため友達は近くにおらず、転職エージェントは転職先を紹介されるだけなので「現職ステイか、転職か」という相談はしづらく…。

そんな時、twitterでミートキャリアについて知り、オンラインカウンセリングを申し込みました。

1回目のオンラインキャリアカウンセリングは、キャリアサポーターまどかさんにお願いしました。
この時、育休中に1級建築士の資格をとったことを評価してもらったり、復職前のアドバイスをもらったりしました。また、具体的な宿題として、転職エージェントに登録することをもらいました。大手と建築系のエージェントを勧められ、複数に登録するという事が私には新鮮でした。さらに、上の子が小学校に上がる前(2022年4月までに)転職できたらいいですねというスケジュールも立てました。

カウンセリングを経て想いを整理し、将来的な転職活動も具体化できました。ゆっぺさんはすぐの転職は考えていませんでしたが、復帰後に「やはり転職しよう」と思ったときにすぐ動けるようにするため、テキストプログラム転職準備編を受けることにしたそうです。

3ヵ月かけてじっくり転職の軸づくり

テキストプログラム転職準備編をやることにしたのは、実は私、文章書くのが苦手で…。就活の時、エントリーシートを書くのにすごく苦労した思い出があるからです。テキストプログラムでは書いた内容が転職の職歴書にそのまま使えるということを知って、転職準備編を申し込みました。

※2022.8  テキストプログラム転職準備編はサービス終了しています。新しいプログラムはホームページをご覧ください

テキストプログラムは毎週1回、キャリアサポーターからワーク(質問)の入ったメールが送られてきます。1通のメールに重い質問が3つとかある場合は、私は1つずつ返したりしていました。「とりあえず1週間で返信を投げる」と決めてやっていました。

プログラムの中で、結果的に転職のキーとなったワークがあったそうです。それは、転職で叶えたいことをイメージしようという回で、「できる・できないは一旦置いておき、理想の姿として、あなたはどんな仕事をしたいですか?」という質問に対し、ゆっぺさんは「デザインが好き」「自分が大学で学んだことを仕事にできたら幸せだと思う」と回答しました。キャリアサポーターからは「そんなお気持ちがあったんですね!」と肯定の返信が返ってきました。

ワーママ転職なので、最初は勤務時間、通勤時間、年収とかを優先的に考えていましたが、自分を深堀する中で心の奥底に「デザイン系の仕事をやりたい」という想いがあることに気づきました

これが転職エージェントだったら「デザイン系?それはちょっと無理ですね」とあっさり弾かれていたと思いますが、テキストプログラムは仕事紹介が目的ではないので、自分の気持ちのままに書くことができました。

テキストプログラムをやるうちに自分の転職軸がはっきりしてきたゆっぺさん。それが、家庭内の理解も得ることにもつながったそうです。

夫には当初は「転職なんて、何考えてるの?」と言われて、キャリアカウンセリングもテキストプログラムも私1人でこそこそやっていた感じでした。

でも、テキストプログラムを通して私自身に軸ができてきたこと、またコロナで夫も在宅勤務が多くなってきたころに、在宅勤務制度はあるのに誰も使っていない私の会社の現状を話した時に「それはちょっと厳しいかもね」と、転職について肯定してもらえるようになりました。

こうして、テキストプログラムを進めながら、エージェントへの登録なども並行していたゆっぺさんに、ある出会いが訪れます。

希望の求人との出会い!でもいきなり面接本番?

エージェントを通して30社くらいエントリーしたものの、全然書類が通りませんでした。そんな中、1つだけ通ったところがありました。それが私の建築に関する経験とデザイン分野の希望の両方が叶えられそうな会社で、とても行きたいと思えた会社でした。

しかし、面接の場数も踏めないまま、いきなり本番という状況でした。
そこで面接練習のために、オンラインキャリアカウンセリングを利用しました。

カウンセリングでは具体的な、志望動機、経歴の説明、入ったらやりたいことの確認から先方に聞いておきたいことまで、本番の面接を想定して具体的に練習。キャリアサポーターからはオンライン面談のコツも教わりました。

今までの職場では人事評価にモヤることがあったので、評価についてどんな基準でやっているかを聞きたいなと思っていました。キャリアサポーターさんから評価基準や求人情報の細かいところを聞いてもいい、と言っていただきました。

そして面接本番!
無事にそこで内定をいただきました。

書類落ちしていたときは綱渡り状態で、心がくじけそうでした。
でも、テキストプログラムで「いつまでに転職」というスケジュール設定しており、1年くらい猶予はあったので、ダメならまだやろうという気持ちでいました。

希望の求人との出会いにより、結果的には1年くらい早く転職が実現したゆっぺさん。現職の円満退職と、内定先とのオファー面談に向けて、最後のキャリアカウンセリングを利用します。

育休明け転職、円満に退職するために

2回目の育休復職直後の退職で「心象が良くないのでは?」と不安だったので、退職の伝え方について相談しました。「なるべく前向きな理由、現職では叶えられないことを叶えたいという伝え方が良い」というアドバイスをもらい、そのように伝えた結果、しこりもなく無事退職できました。

また、内定先のオファー面談で最低限確認することも相談しました。キャリアサポーターさんのアドバイスを受けて「技術系のワーママ社員の方のお話聞きたい」と伝えたら、「セットします」と前向きに回答してくれ、内定先に信頼感を持ちました。

こうして、新しい会社で働くこととなったゆっぺさん。マミートラックから脱出し、今、どんな気持ちでしょうか?

子どもにも胸を張れる生活に!

転職した今、すっごい楽しいです。仕事内容もまだ教わっているところですが、早くやりたいと思えるものです。また、残業が少ない会社なので、働きやすさの面でも希望通りです。

最初はお金のため前職にとどまるという選択肢も考えていました。でも、子どを(保育園に)預けてまで、苦痛な仕事をするなんて…。仕事や働くことについて子どもに誇れないお母さんってどうなの…という気持ちがありました。
でも、今は胸張れます!

◆◆◆

担当キャリアサポーターより一言

「文通しながら転職軸を明らかにしていきます」


管井さん丸小

テキストプログラムを担当したすがいさん:
ゆっぺさんは、ご自身に向き合っていることがよく伝わってきましたし、文章から行動力が感じられる方でした。テキストプログラムとエージェントを並行利用していたのも、良かったと思います。
テキストプログラムは週1回のワークを返信するのが大変と感じる方もいるかもしれませんが、ゆっぺさんのように1つずつ回答してもらっても良いし、キャリアサポーターとの対話で話が弾むことも多々あるので、回答できないなら「書けない」と書いて頂いてOKです。まさに文通している中で、転職軸をクリアにしていく感じです。

※2022.8  テキストプログラム転職準備編はサービス終了しています。新しいプログラムはホームページをご覧ください

「孤独な転職活動ではなく、一緒に活動していきます」

桐山 梨奈さん丸小

オンラインキャリアカウンセリングを担当した桐山さん:
ゆっぺさんは行動力があり、強い目標に向かって走った半年間だったんだろうなと思います。メールでやり取りしながら内省するテキストプログラム、対面で話しながら個別のケースについて相談できるオンラインキャリアカウンセリングを併用したことで、より効果があったと思います。
ゆっぺさんのようにテキストプログラム転職準備編やオンラインカウンセリングを使っていただくと、孤独な転職活動ではなく、キャリアサポーターと一緒に活動している感覚が得られると思います。

◆◆◆

マミートラックや育休復職後の働き方にお悩みの方へ

ミートキャリアには会社員として育休復職を経験したキャリアサポーターが多数在籍しています。キャリアサポーターが1対1で会話し、現状の悩みや課題を整理・目標達成まで伴走します。


アーカイブ動画、公開中

本イベントの様子を動画で見てみたいという方は、ぜひこちらからご覧ください。ゆっぺさんを担当したキャリアサポーター2名とユーザーでもあるイベント担当も登壇し、ゆっぺさんとともに変化や伴走のポイント、カウンセリングを使ってみての感想などを語り合いました!


※2022/2 テキストプログラムは「大人の自己分析プログラム」に生まれ変わりました。注釈追記やリンク先を変更しました。
※2022.8  「大人の自己分析プログラム」は現在新規受付を停止中です。また、サービスプラン変更に伴い、名称やリンク先を変更しました。



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