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「大手企業に総合職で入ったのに…」新卒リアリティショックに悩むTさん(25歳女性)
誰にも相談できなかった。悩みをうまく言葉にできない。
そんな方も、モヤモヤを吐き出し、キャリア支援のプロと一緒に悩みを整理すると、表情が変わっていかれます。
悩んでいるのは、あなただけではありません!
お悩み事例をご紹介します。
※一部情報を編集しています
【Tさんのお悩み】成長している実感がない
大手食品メーカーに就職して3年目です。総合職と準総合職、エリア限定職がある中で、私は海外勤務もある総合職で入社しました。研修後の仮配属からそのまま1年弱営業販売部門を経験し、その後異動して製造工場勤務になりました。職場の人間関係は良いのですが、仕事内容は難易度も高くなく、正直言ってやりがいがありません。
将来は仕事も家庭も両立したいと考えており、20代のうちにできるだけ経験を積みたい。そしてキャリアアップもしたいと考えています。なのに、自分に経験やスキルが身に着いているとは思えず、成長している実感がありません。大学時代の同期から後輩を育てているという話を聞いたり、SNSで同世代の転職話を見たりすると焦りを感じます。
今の職場では同じ総合職の女性はいません。そのため、こういった悩みを話せる先輩もおらず、同期とも離れているため、相談できる相手がいません。
【お悩みの整理】経験とキャリアビジョンの言語化を
Tさんはやりがいや成長環境を求めて大手企業に総合職で入社されたのに、今の職場ではそれが実現できていないと感じていました。そして職場では最年少であり、同じ職種で入った女性の先輩もいない環境であったため、1人でモヤモヤを抱えていました。
とはいえ、転職を考えているわけではなく、現職でキャリアアップしたい、難易度の高い仕事にチャレンジしたいという意欲をお持ちでした。
そこで、
・入社からの2つの職場での経験の棚卸をし、これまでに身に着いたスキルや経験を言語化すること
・自身の強みや伸ばしたいスキルを明確にし、この先の長期的なキャリアビジョンを伝えらえるようにすること
をご提案しました。
その上で異動希望や上司への相談など、できるステップを考えましょうとお伝えしました。
直近の工場勤務については、「これと言った実績もありません」と控えめにお話されていましたが、Tさんが主体性を発揮されたことや得た経験は必ずあるはずです。
また、Tさんは身近では「相談できる人がいない」と悩まれていましたがが、現在の職場だけにとらわれず、広く社内外を見ることで解決の糸口が見つかることもあります。ミートキャリアの無料相談に来られたのもその1つです。
Tさんはキャリアカウンセラーという第三者の視点も活かしてご自身のキャリアビジョンを考え、社内キャリアの可能性を探していくことになりました。
【キャリアサポーターからのアドバイス】自分でキャリアをつくっていきましょう!
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入社前に思い描いていた仕事に対する理想と、現実が違う。こうした理想と現実のギャップに衝撃を受けることをリアリティショックと呼びます。その結果モチベーションが低下したり、離職を考えるようになったりします。
新卒入社時に限らず、希望していた部署への異動や転職などを機にリアリティショックを感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうした時につい「自分はこう期待していたのに、会社はその期待に応えてくれなかった」と考えてしまいがちです。
でも、いまは、キャリアは会社が与えてくれるものではなくなってきています。会社の配属ですべてが決まる時代ではありません。
新卒社員であっても、早いうちからキャリアの棚卸をこまめに行い、「自分でキャリアをつくる」意識を持つようにすれば、きっと理想に近づけるはずです。
そんな時大事なのが、自分は何をやりたいのか、何のために働くのか、どんな強みを活かしいのかということ。それがわからないな…と思ったら、ぜひミートキャリアのカウンセラーと一緒に見つけていきましょう。
キャリアのモヤモヤを抱えている方へ
「ずっとこのままでいいのかな…」「自分の強み・やりたいことがわからない…」こんな風に感じている方は、ミートキャリアにご相談ください。仕事やキャリアに関する悩みをプロと一緒に解消できるプログラムをご用意しています。